ちょっと古くなったのですが、本日は時事を。中央日報と産経のリンクです。
対イラク不正疑惑、朴東宣容疑者を逮捕 中央日報
韓国人ロビイストを逮捕 sankei web
ニューヨーク連邦地検は6日声明を発表し、イラクへの国連の人道支援事業「石油・食料交換計画」に絡み、旧フセイン政権を不当に支援する計画を立てていたとして韓国人ロビイスト、朴東宣(パク・ドンソン)容疑者をヒューストンで逮捕したことを明らかにした。
ロイター通信が検察当局の話として伝えたところによると、朴容疑者はイラク系米国人のビジネスマンと共謀し、本来なら国連の経済制裁下で石油を輸出できなかった旧政権の石油輸出の手助けを図ったという。
朴容疑者は、旧政権から少なくとも200万ドル(約2億3000万円)を受け取ったとして昨年、告発されていた。
朴容疑者は、北朝鮮問題を担当していたモーリス・ストロング国連事務総長特使との密接な関係も指摘され、同特使はこれが原因で昨年7月、失職している。
やっと逮捕されたのか! と感慨ひとしお。日本にいる、なんて話もあったんですよね。
国連のイラク人道支援事業にからんだ不正事件ですし、あるいは北朝鮮への国連食料援助にもかかわっているのでは、とつながっていく話で、けっこう大きなニュースだと思うんですけどね。あいかわらず、国連関係はニュースになりませんねえ。
朴東宣については、下のブログが詳しく解説なさってます。
問題は、「北朝鮮問題を担当していたモーリス・ストロング国連事務総長特使」でして、このお方に、果たしてメスが入れられるか、なんですけどね。
朴東宣のことを淡々とブログするよ
暗いニュースリンクでもたぶんあなたに熟考してほしくない暗いニュース
上のブログにひかれています、産経の去年のニュースです。
◆北担当特使の職務停止 国連のイラク支援計画疑惑◆
国連報道官は二十日、「イラク石油・食糧交換プログラム」の不正事件をめぐり、独立調査委員会の調査対象となった北朝鮮問題担当のストロング事務総長特使(カナダ)について、疑惑が解消するまで職務を停止すると発表した。
職務停止は本人の決断で、アナン事務総長も同意したという。特使は北朝鮮への人道支援問題をはじめ、六カ国協議では北朝鮮に参加を促すなどしてきた。職務停止により、国連の北朝鮮に対する働きかけが事実上中断することになる。
ストロング特使は、イラクの旧フセイン政権のために米国内で無許可のロビー活動を行い、その見返りに同政権から二百万ドル(約二億千四百万円)を受け取った疑いでニューヨーク連邦地検に告発されている韓国人ロビイスト、朴東宣容疑者と親交があった。
去年のフォーサイト7月号に、ジュディ・マクラウド 記者の『疑惑の国連特使モーリス・ストロングの実像』という記事が載りまして、直後に、このブログで取り上げようと思っていたのですが、めんどうになってやめてしまっていました。
モーリス・F・ストロングは、スメドレーなどとともに中国共産党のシンパだったアメリカ人記者のアンナ・ストロングの従兄弟にあたるんですね。
中国共産党は、こういったアメリカ人記者たちのおかげをずいぶんと被っていきましたから、今なお、「中国人民に同情を寄せた彼らは、生命の危険を顧みず、自らのペンで抗日戦争を戦い抜く中国人民の堅忍不抜の精神を報道した」などと持ち上げ、従兄弟であるモーリス・ストロングと中国のつながりも、かなり濃厚なものがあります。
なにしろこのストロング氏は、「中国をアメリカにとってかわる大国にする」と公言しているとか。
それで、今回ぐぐってみましたら、現在はどうかわかりませんが、2003年ころの肩書きには、「トヨタ・インターナショナル・アドバイザリー・ボード」とあって、中国へ進出したトヨタとのつながりもあるんですね。
まあ、これまでのモーリス・ストロングの経歴を並べ立てたら、それは華やかなものでして、国連事務次長、世界銀行副総裁、世界環境サミット議長、国連北朝鮮問題特別顧問、国連平和大学理事長、などなど。
利権をむさぼる手口もさすが、といいますか、「世界環境サミット議長」とありますように、環境マフィアとしてもかなりな凄腕を見せてきていて、捕鯨問題での反日策動にも大きくかかわったそうなのです。
このお方が、「国連北朝鮮問題特別顧問」として、日本と北朝鮮との交渉においても、北朝鮮よりの立場で、かなり深くかかわっていたようなのですが、それは、ほとんど報じられてないですね。
世界食糧計画(WFP)の北朝鮮への食料支援が利権となっていることは明白ですし、またモーリス・ストロング氏と中国の関係を考えましたら、中国の意向も浮かび上がってくるでしょうし、そこへ朴東宣がからむとなりますと、韓国にも疑いはおよびます。
偽ドル事件などでのアメリカの北朝鮮追求や、国連改革の意向。それと朴東宣逮捕が、どうつながってくるのでしょうか。
モーリス・ストロングは、あいかわらず国連の職員特権を保持していて、アメリカも手が出せないという話、だったんですけどね。
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ロイター通信が検察当局の話として伝えたところによると、朴容疑者はイラク系米国人のビジネスマンと共謀し、本来なら国連の経済制裁下で石油を輸出できなかった旧政権の石油輸出の手助けを図ったという。
朴容疑者は、旧政権から少なくとも200万ドル(約2億3000万円)を受け取ったとして昨年、告発されていた。
朴容疑者は、北朝鮮問題を担当していたモーリス・ストロング国連事務総長特使との密接な関係も指摘され、同特使はこれが原因で昨年7月、失職している。
やっと逮捕されたのか! と感慨ひとしお。日本にいる、なんて話もあったんですよね。
国連のイラク人道支援事業にからんだ不正事件ですし、あるいは北朝鮮への国連食料援助にもかかわっているのでは、とつながっていく話で、けっこう大きなニュースだと思うんですけどね。あいかわらず、国連関係はニュースになりませんねえ。
朴東宣については、下のブログが詳しく解説なさってます。
問題は、「北朝鮮問題を担当していたモーリス・ストロング国連事務総長特使」でして、このお方に、果たしてメスが入れられるか、なんですけどね。
朴東宣のことを淡々とブログするよ
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上のブログにひかれています、産経の去年のニュースです。
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国連報道官は二十日、「イラク石油・食糧交換プログラム」の不正事件をめぐり、独立調査委員会の調査対象となった北朝鮮問題担当のストロング事務総長特使(カナダ)について、疑惑が解消するまで職務を停止すると発表した。
職務停止は本人の決断で、アナン事務総長も同意したという。特使は北朝鮮への人道支援問題をはじめ、六カ国協議では北朝鮮に参加を促すなどしてきた。職務停止により、国連の北朝鮮に対する働きかけが事実上中断することになる。
ストロング特使は、イラクの旧フセイン政権のために米国内で無許可のロビー活動を行い、その見返りに同政権から二百万ドル(約二億千四百万円)を受け取った疑いでニューヨーク連邦地検に告発されている韓国人ロビイスト、朴東宣容疑者と親交があった。
去年のフォーサイト7月号に、ジュディ・マクラウド 記者の『疑惑の国連特使モーリス・ストロングの実像』という記事が載りまして、直後に、このブログで取り上げようと思っていたのですが、めんどうになってやめてしまっていました。
モーリス・F・ストロングは、スメドレーなどとともに中国共産党のシンパだったアメリカ人記者のアンナ・ストロングの従兄弟にあたるんですね。
中国共産党は、こういったアメリカ人記者たちのおかげをずいぶんと被っていきましたから、今なお、「中国人民に同情を寄せた彼らは、生命の危険を顧みず、自らのペンで抗日戦争を戦い抜く中国人民の堅忍不抜の精神を報道した」などと持ち上げ、従兄弟であるモーリス・ストロングと中国のつながりも、かなり濃厚なものがあります。
なにしろこのストロング氏は、「中国をアメリカにとってかわる大国にする」と公言しているとか。
それで、今回ぐぐってみましたら、現在はどうかわかりませんが、2003年ころの肩書きには、「トヨタ・インターナショナル・アドバイザリー・ボード」とあって、中国へ進出したトヨタとのつながりもあるんですね。
まあ、これまでのモーリス・ストロングの経歴を並べ立てたら、それは華やかなものでして、国連事務次長、世界銀行副総裁、世界環境サミット議長、国連北朝鮮問題特別顧問、国連平和大学理事長、などなど。
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このお方が、「国連北朝鮮問題特別顧問」として、日本と北朝鮮との交渉においても、北朝鮮よりの立場で、かなり深くかかわっていたようなのですが、それは、ほとんど報じられてないですね。
世界食糧計画(WFP)の北朝鮮への食料支援が利権となっていることは明白ですし、またモーリス・ストロング氏と中国の関係を考えましたら、中国の意向も浮かび上がってくるでしょうし、そこへ朴東宣がからむとなりますと、韓国にも疑いはおよびます。
偽ドル事件などでのアメリカの北朝鮮追求や、国連改革の意向。それと朴東宣逮捕が、どうつながってくるのでしょうか。
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