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竹の秋

1 May 2011
 

 

 

竹の葉が茶色になっているのにお気づきでしょうか。筍(竹の子)が生える季節は竹の葉が生え替わる季節でもあります。ただし落葉と同時に新しい葉が生え出てきますので葉の無い時期はありません。今日は一日中強風が吹き荒れ竹の葉が舞っている恩田の森でした。

 

 

 今の季節、道端などいたるところで、時に道路の割れ目などからも生えて花を咲かせているナガミヒナゲシ(長実ヒナゲシ)。名前の通り、花の後には長細く大きくな実を付けます。地中海沿岸が原産の帰化植物で戦後に日本全国で増えだしたようです。実の中には2000個程の種が入っていて猛烈な繁殖力を持っているようです。

 

 

 すみよしの森でこれまで見たことのなかった花を見つけました。もっとも毎週通っていた道筋にある木ですから気が付かなかっただけと云う事ですね。調べてみると意外とすぐにわかりました。ニシキギ科ニシキギ属のツリバナ(吊花)です。名前の通り長い柄の先に花をつけるのが特徴で、マユミ(真弓)と同類なのが頷けます。

 

 

 花と一口に言っても色々な花がありますが、この花とも思えないグロテスクなものはシュロ(棕櫚)の花です。花の後には直径1センチほどの黒い実をつけます。この実を鳥が食べて糞と一緒に消化されなかった種を落とし雑木林の中などに棕櫚が生えて来るのです。

 

 このページで紹介しきれない写真はblogの方に毎日掲載しておりますのでどうぞのぞいてみてください。

Blog:郷秋<Gauche>の独り言

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