横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
8月
5 August 2013
8月に入りました。夏、真っ盛りです。
先週ご覧いただいた臭木(くさぎ)と野萱草(のかんぞう)のツーショットです。どちらも森の周辺で里地との境目に生えることが多いのですが、かつらの森のまさにそのような場所で仲良く花を咲かせていました。野萱草は例年よりも随分と遅くまで咲いているような気がします。
イネ(稲、お米の生る草)の花が咲き始めました。まだ青い籾から飛び出している白いものが雄蕊のようです。実に地味な見向きもされない花ですが、この花が日本を含むアジアに住む多くの人を養ってくれているのです。開花が早かった田んぼで漂う甘く香ばしい匂いを胸いっぱいに吸い込んできました。
すみよしの森からあかねの森に行くために「こどもの国通り」を渡りますが、その道端に咲いていた(咲き終わった)アザミの綿毛です。綿毛の付いた種を飛ばす花としてはタンポポが知られていますが、アザミも同じように種を飛ばして子孫を増やしているのです。
なるせの森の田んぼの端の鬼灯(ほおずき)。漢字では酸漿と書く場合もあります。花は6月頃に咲きますが地味で目立たず、もてはやされるのはこちらの実ばかりですね。
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