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2022年 7月5日 雨が降る前に

 横浜地方でも35度を超すような猛暑が8日間続き、その後は雨。ようやく今日の午前中、晴れ間に恵まれましたので17日振りに森を歩いてきました。ただし、西から雨雲が近づいており午後2時頃からは雨になることが確実でしたのでいつもより一時間半早く家を出て、昼過ぎには帰宅というイレギュラーな散歩となりました

 前回、かつらの森に入って20メートル程のところで山桜の枯れ木が倒れて道を塞いでいた事を書きましたが、その折の予告通り今日は剪定用の鋸を持って出かけ人が通れるだけのスペースを作って来ました。



 作業前。



 作業後。横になっている下の方の枝も切りたかったのですが、脚立か梯子とチェーンソーがないと無理そうでしたので諦めました。これでも一応、私(身長176cm)が、頭を少し下げるだけで通れるようにはなりました。やれやれ。



 菊芋か?ルドベキアか?と思いましたがどちらでもなさそう。PictueThis博士に聞いたところ「ヒマワリモドキ」(キク科ヒマワリモドキ属。北米南部原産)と出て来ました。草むらの中で二輪だけひっそりと咲いておりました。



 かつらの森の倒木の伐採で大汗をかいた後にやって来た「トトロの切り通し」は涼しい風が吹き抜けており天国でした。先週の酷暑ほどではありませんでしたが、今朝は太陽がギラギラ。そんな「トトロの切り通し」の向こうはまたしても灼熱の世界。切り通しから足を踏み出すのにはかなりの勇気が必要でした。



 姫緋扇水仙(ひめひおうぎずいせん。南アフリカ原産。アヤメ科ヒオウギズイセン属)。元々は園芸種として導入されたものだと思いますが、今では雑草化して土手や空き地の隅などで見かけます。ひと目で日本離れしている花姿と色。



 八重咲きの梔子(くちなし。アカネ科クチナシ属)の花。有名な「くちなしの花」に歌われているのはおそらくは清楚な一重咲きの梔子。八重咲きのこれは、一重咲きでは特徴的な蕊がまったく見えません。



 百合の王様、山百合が甘い匂い辺りに漂わせておりました。明治時代には球根が欧米に大量に輸出され、日本の山野から「山百合が消えた」とさえ云われたとか。ヨーロッパに渡って改良された新種の百合はオリエンタルハイブリットと云われ珍重されています。

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