田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

春眠暁を覚えず。 麻屋与志夫

2018-03-20 11:38:27 | ブログ
3月20日 Tue.

●足音はしない。ひっそりとした気配だけがひそかに近寄ってくる。深夜。部屋のライトは消してある。いい歳をして笑われるかもしれないが、なにか恐ろしい害意をもったモノが迫ってくるようで寝床のなかでからだが竦む思いだ。

●マックラな部屋にホラ入ってきた。獣の呼吸音がする。半覚醒の頭にひらめくものがあった。肉球が音を吸収しているのだ。ポンとベッドに跳び上がってきた。いつものようにわたしはカイマキをもちあげてブラッキ―をかかえこんだ。

●昨夜は遅くまでテレビを見た。だいぶ暖かになったので、ブラッキ―を抱えて寝床に入らなかった。ソファにネテいたブラッキーが夜半起きだして、わたしのところに忍んで来たのだ。

●ブラッキーが暗闇を接近してくる気配をはじめて感じた。まさに小さな野獣の肉迫してくる接近だった。

●ブラッキ―を抱えこんで二度寝とシャレこんだ。

●このぶんでは、朝寝をすることになるだろう。GGになった。眠りをむさぼるようになった。睡眠時間がながくなっている。

●ブラッキーのふわふわした毛触りを楽しみながらの眠り――至上の幸福感をもたらしてくれる。



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