5月9日木曜日
午後になってうれしい五月晴れ。故、星君の家があった場所まで散歩。星豊君は早稲田の応援歌「早稲田の四季」の作詞家。二度目の栄光、作詞家として自立することを夢見ていた。たいへんな努力家だった。いままでは、彼の家の前をとおるときは手をあわせて冥福をいのってきた。
友の家ありたるあとの新家屋
彼の悲劇的な生涯を想っていたらお腹が痛くなった。その辺の草地でと思ったが、急遽帰宅。したがって妄想の句。
なんべんをなんべんもする皐月風
これでは、皐月風が便をしていることになりはしないか。
軟便を何べんもする背に胡蝶
星君がいまは人生の苦行から解放されて蝶となってわたしのもとを訪れている。
そう思いたい。
便をすることは人体にとっては、ごくあたりまえのこと。されど醜。
胡蝶が背にとまるということは春の訪れをつげる。美。
対比を思いついたのはいいが、なにかうまくいかない。
耕衣先生なら、いかに詠むだろうか。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら
●角川のbookwalkerーにも載っています。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
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彼の悲劇的な生涯を想っていたらお腹が痛くなった。その辺の草地でと思ったが、急遽帰宅。したがって妄想の句。
なんべんをなんべんもする皐月風
これでは、皐月風が便をしていることになりはしないか。
軟便を何べんもする背に胡蝶
星君がいまは人生の苦行から解放されて蝶となってわたしのもとを訪れている。
そう思いたい。
便をすることは人体にとっては、ごくあたりまえのこと。されど醜。
胡蝶が背にとまるということは春の訪れをつげる。美。
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