詩10 あなたに〈美智子〉さん
象のように 巨大でないから
やさしい象の目をしていないから
ぼくは 象にはかなわないから
あなたの髪で故郷につなぎとめられた
というのは ぼくの詭弁だ
あなたの豊旗雲の黒髪は でも
あなたの華奢で 大きな存在は
あなたの好きな切り子細工のグラスの
空にすかすと 刻々とかわる光の波動
のように
歳月が変転したが
あなたと過ごした時は
黒髪につながれた
象でない 象である
ぼくには
楽しいものでした
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やさしい象の目をしていないから
ぼくは 象にはかなわないから
あなたの髪で故郷につなぎとめられた
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あなたの豊旗雲の黒髪は でも
あなたの華奢で 大きな存在は
あなたの好きな切り子細工のグラスの
空にすかすと 刻々とかわる光の波動
のように
歳月が変転したが
あなたと過ごした時は
黒髪につながれた
象でない 象である
ぼくには
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