田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

箴言「一生かけて自分の顔を刻め」麻屋与志夫

2024-05-13 15:17:04 | 箴言
5月13日
箴言
ひとを恨むな。じぶんの愚かさを嘆け。

この歳まで生きてくると、身近の多くの人に騙されたり裏切られたりした。
「バカなんだよな。おれは」ようやく言えるようになった。
結局残った友人は五指に満たない。

一生かけて自分の顔を刻め。

子どもの時から顔のことではからかわれた。「馬面だ」「頭でっかちの布袋面(ほていづら)」「ぎょろ目だ」
青年になって東京にでるまでからかわれ続けていた。
「みにくいアヒルの子」だったのだ。
じぶんの顔には成人してから老いるまで自分に責任がある。
彫刻するように自分の顔を作り上げてきた。
期待通りにはいかないが、結構気に入っている。




 



古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き

栃木には大中寺の七不思議がある。特に『馬首の井戸』や、秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』は有名だ。―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)、1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。











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