田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

敬老の日。カミサンが若やいで見えたこと。「夜目遠目笠の内目病み女に風邪男」

2014-09-16 04:10:01 | ブログ
9月16日 火曜日

●昨日は午後6時半頃カミサンを迎えに新鹿沼駅まで出かけた。
出かけたというのは、大袈裟にきこえるかもしれない。
車には若い時から乗らない主義なのでわが家から歩いていく。
まあどこに行くにも近場なら徒歩だ。二足歩行だ。

●結果的にはこの歩くことが、健康によかつたようだ。

●昨日は敬老の日。
カミサンもわたしも最高齢者といわれる年齢に成っている。
カミサンなどは「夜目遠目笠の内目病み女に風邪男」というが、夕暮れ時の光のなかではかなり若く見える。

●「日が暮れるの、早くなったわね」
駅をでて歩きだした。カミサンのバックがあまり重いのでおどろいていると声がした。
小柄なカミサンが颯爽と歩いている。
しなやかで、ぜんぜん歳を感じさせない。

●わたしのほうは、元気だがここは生まれ故郷の街なので歳相応のコトに心が囚われる。

●駅前のTは旅館のオヤジだった。
小学校の同級生だった――亡くなっている。
寺町、祭りの好きだった建具屋のB、下材木町魚屋のF、肉屋のY、みんな黄泉の人だ。
彼らの家で遊んだことなどを思いだしている。
やはり、しみじみと故郷にいるときは、歳を感じてしまう。

●「誰も歩いていない。街にひとがいない」
寂しいという言葉はのみこんだ。
言葉はそれを口に出すと、ほんとうにその気分になってしまう。
寂しさなんて味わっている暇はない。
今夜のうちに、書き上げなければならない小説がある。
あと10枚ほどだ。
そのラストが上手く書けないで苦労している。

●悩みがあり、苦労があるから生きている。

●夜目で若やいで見える嫁が隣にいる。
などとオヤジギャグを考えながら無人の街をカミサンと家路を急いだ。
そういえば、小説を書くのに没頭して昼飯を食っていなかった。




●香取さんの本が鹿沼の福田屋の熊沢書店に並んでいた。よろしくね。



日本経済新聞出版社刊。

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