12月13日
枯れ山は竹ばかりなり風の鳴る
寒風にこの木なんの木天をつく
しらじらと心療内科のみ風薫
しらじらと心療内科のみ枯れ葉風
木枯らしに座り向き合うベンチかな
寒風になにが足りないわが発句
古民家を重機でならし曼殊沙華
彼岸花のこして重機は風の中
なにをするひとりごたつの老婆の手
わたしは夜半に目がさえて眠れないことがある。昼間体を使わないからだろう。
しかたないから、寝床で俳句をつくる。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
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枯れ山は竹ばかりなり風の鳴る
寒風にこの木なんの木天をつく
しらじらと心療内科のみ風薫
しらじらと心療内科のみ枯れ葉風
木枯らしに座り向き合うベンチかな
寒風になにが足りないわが発句
古民家を重機でならし曼殊沙華
彼岸花のこして重機は風の中
なにをするひとりごたつの老婆の手
わたしは夜半に目がさえて眠れないことがある。昼間体を使わないからだろう。
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