田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

欲望が枯れるとオカルトを信じていた12歳にもどった。麻屋与志夫

2023-01-13 10:22:26 | ブログ
1月13日 金曜日 
昨日は千手山公園。
千手院観音堂までの石段を登ることができた。
うれしかった。
いまはここは公園となっている。
お子様用の公園だ。
天辺に「恋空」で全国的に有名となった観覧車がある。
12歳の少年だった頃には駆け上ることの出来た石段。
なんども、上を見あげては登ることをあきらめていた石段。
毎日散歩して脚を鍛えた。
30分ほど歩けるようになったので思い切って挑戦した。
上まで登り切り仁王様と対面した時はほんとうにうれしかった。
仁王門や観音堂のことをこのところ超短編でとりあげていただけに感涙した。
あと何年生きられるかわからない。
一日一日が貴重に思える。
若い時には見えなかったものが、みえるようになった。
ややオカルトじみた気配を周囲にかんじる。
魔法や怪物、吸血鬼、人狼、地縛霊などが意識の靄の中に漂っているのを感じるのだ。
これこそ幼年期への回帰ではないか。
これから書く小説ではそれらの存在が主役となっていくような気がする。
年老いて色気が亡くなり、性欲に悩まされ、邪魔されなくなった、それでオカルトかとも思う。
コナン・ドイルが晩年オカルトに凝っていたのはよくしられている。
石原慎太郎もそうだつたと風評を耳にしている。
いずれにしても、これはまさしく老化現象なのだろう。
しきりと12歳の頃のことばかり思いだしている。
そのうちこうした諸々の記憶や思考も曖昧なものとなってまうのだろう。
死ぬまで文章は失いたくない。



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