田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

緑の庭で妻とルナが戯れています。 麻屋与志夫

2021-04-26 09:26:40 | ブログ
4月26日 月曜日
●庭が緑に覆われている。花々も真っ盛りだ。とくに蔓バラ、モッコウバラが咲き乱れている。下の書斎で小説をパソコンに打ち込んでいる。時折目が疲れて外を眺める。バラの屋根に覆われたように見えるほど、白と黄色のモッコウバラが咲いている。

●緑の庭に、最近ルナを出してやることにした。よろこぶこと、よろこぶこと。部屋の中だけで生活していると外の光が気持ちよく感じるものだ。ルナだってそうなのだろうな。蝶をおいかけているルナをみていると生命の躍動感を感じる。

●五月の光。五月の緑。雨期に入る前の、清々しい大気。これからひと月ほど過ごしやすい季節が続く。できるだけ散歩をたのしみたいな。

●庭では妻がルナになにか話しかけている。かすかな声をたより妻の姿をさがすのだが、みどりの群葉にさえぎられて見えない。こんな狭小庭園なのに……広々とした森にいるような錯覚にとらわれる。妻の声だけは葉かげでしている。春爛漫。朝の風景。



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