田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

白ちゃんを飼ってやるべきか、いなか。それが問題だ。 麻屋与志夫

2017-11-27 07:10:17 | ブログ
11月27日 Mon.

●空気はピントはりつめ、清澄な寒い朝。外猫の白がすでに棚に座って待っていた。餌がほしいだけではない。わたしたちに飼ってもらいたいのだ。

●猫にもいろいろある。その性格の違いは、長年猫と接しているとよくわかる。シルバーは長いこと裏庭のデッキで開店している「猫レストラン」の客だ。でも食事がすむと、さっさと帰っていく。ほかの猫もたべにくるだけ。それいがいの、交流はない。

●ところが白はたべはじめるまえに、妻の足元にスリスリをする。ノドをならす。デンとでんぐりかえってあまえている。

●「どうする、どうするの……カワイクテかってあげたくなったわ」

●「おれたちのほうが、先にいくことになる」

●ブラッキ―はもう20年もわたしたちと生活を共にしている。白がブラッキ―と同じように長命だったら――。それが心配だ。

●白は一昨年夭逝したリリに似ている。雄猫だが、やさしい顔でリリにスゴク似ている。
わたしは輪廻転生を信じているから、いよいよもってこれはリリのタマシイガ白に憑依しているのだと思っている。そのうえ猫鳴きができないところまでソックリだ。

●クッ。というような鳩のような鳴き声をきいていると、どうしてもリリのことを思いだしてしまう。

●白のことはどうしたらいいのか、妻とわたしの心は乱れるばかりだ。



二年前にはリリとの別れがありました。そのときの悲しみをカミサンとまとめた作品があります。ぜひ読んでください。角川の「カクヨム」に載っています。下記の題名で検索してください。すぐ読めます。


「愛猫リリに捧げる哀歌」

猫愛/
猫のスリスリ/
むくむくの毛並み/
猫とのサッカ―/
リリの病/
闘病/
看病/
ペットロス/

猫を愛するみなさんへ。ペットロスに悲しむあなたへ。
麻屋与志夫  木村美智子


この作品は、先住猫ブラッキーとリリ、わたしたち夫婦の楽しい思い出。リリは一年と八カ月で他界。その間の様子を記録したブログを編集したものです。わたしたちはペットロスにおちいり、とくに、妻は涙、涙の日々をおくっています。なんとか、この悲しみからぬけだそうと、もがけばもがくほど、悲しみは深まるばかりです。猫、大好きなみなさん。ペットロスで苦しんでいるみなさん。猫との生活の楽しさ、死なれた時の悲しさ。わたしたちと共有してください。
ブログ「猫と亭主とわたし」木村美智子+「田舎暮らし」麻屋与志夫より編集。


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