田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

希林さんの死去の報を聞いて、敬老の日に思ったこと。 麻屋与志夫

2018-09-17 07:41:52 | ブログ
9月17日 Mon.
敬老の日。なにをリスペクトしてもらえばいいのか。

●敬老の日だからといって、ただ馬齢を重ねただけで尊敬されていいものだろうか。世間をみわたすと、いがいとそういうひとが多くなった気がする。これは、老人医療や保健で経済的な心配から解放されたからなのかもしれない。毎日朝が来るのが怖いというのだ。なにをしたらいいのか、時間をどう過ごせばいいのか、暇を持て余してしまうらしい。うらやましい。うらやましいかぎりだ。

●精神状態を若く保つには、自分の年齢より上のひととは、歳を取ってからはつきあわないのがいいような気がする。わたしのまわりが、「そうだったから」かならずしも、みなさんには、あてはまらないかな。

●「そうだったから」というのは前記したように生きる目標がなくなり、「毎日なにをしたらいいかわからない」ぜいたくな悩みですよね。そういうひととは、つきあっても、こちらがマイナスエネルギーをいただいてしまうことになります。

●馬齢を重ねたわたしですが、ふんわりした、ぬくもりのある老人になりたいとこころがけています。

●戦い済んで日が暮れて――老後はやさしさで家族を、子供や孫たちを、周りの人たちをふんわりとくるんでやりたいというのがわたしの念願です。でなかったら、リスペクトしてもらっても、申し訳ないと思います。歳を重ねてきたことで経験した、生活の知恵などを次世代に伝えることも、わたしたちにしかできないことではないでしょうか。尊敬に値する老人になりたいものです。

●老人だからと言って、だれかれを尊敬する必要はない。尊敬されるような老後をすごさなければいけない、そう思うのです。

●生涯現役を貫いた希林さん死去の報をきいたので、こんな気持ちになったのでしょうかね。希林さんの身のこなし、話し口、どれをとっても観ているだけで、ふんわかした、あたたかなぬくもりを感じたものでした。あなたはどうですか?



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