田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

寒い朝。老骨に鞭打ち、小説を書く。  麻屋与志夫

2014-12-06 05:41:06 | ブログ
12月6日 土曜日

●寒くなった。

夜半に目覚め、枕元の寒暖計で温度を確かめる。

それが習慣となっている。

サマメタを見上げる、その日の最初の行動。

若い時は、室温などあまり気にならなかった。

「今朝は、寒いな」くらいの気分でむっくりと起き上がり書道に励んだものだ。

主宰していた文芸同人誌が内部分裂の憂き目に会った。

それを苦にして、何十年も失語症で苦しんだ。

その間、書道にうちこんでいた。

一番不遇な時期であり自棄に陥った。

あのころのことを考えたら、いまは幸せだ。

●さて、室温だが5°に下がっていた。

この5°の室温がクリスマスの頃まで続く。

その後は0°位まで温度が下がる。

やはり鹿沼は寒冷地帯なのだと思う。

東北のほうからお嫁にきている女性は――。

男体颪の吹きすさぶ日などは、鹿沼の方が寒い、と言う。

●カミサンがこのところ、一月も体調をくずして苦しんでいる。

風がこじれて、咳が止まらない。

咳をすれば、体力は消耗する。

やっとの思いで、今週の月曜日に上都賀病院につれていった。

朝の九時から二時まで病院にいた。

いやぁ、病人が多いですね。

健康であることのありがたさをしみじみと感じました。

●胸のレントゲン。CTスキャン。

いずれもクモリは、でていなかった、……よかった。

でも、まだカミサンの寝室のほうで咳をする声がしている。

はやく、よくなってくれよ。

●ふたりとも、いよいよ最高齢者。

これからは健康には、細心の注意を払う必要がある。

これだ! と人に誇れるような作品を書きたいものなぁ。

老骨に鞭打つ、心境だ。




日本経済新聞出版社刊。
親友香取俊介氏の作品です。わたしはいま再再読しています。
おもしろいですよ。いろいろな読み方のできる懐の広い作品です。
学生には、道徳の書としても読めると思います。
各紙の書評欄で好評です。ぜひご高読下さい。

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