こんな釜飯専門店いやだ
とにかく時間がかかる。注文から米の吸水を始める。炊きあがりまでに二時間以上かかる。釜飯が出てくるまでの間にお通しとして、お新香、刺身、唐揚げ、サラダ、ハイボール、酎ハイなどが次々に運ばれる。いつしかお腹はいっぱい、酔っぱらい、釜飯の味は分からなくなるという料理長のコース設計。
イタリア風釜飯はパエリアに化ける。
ロシア風釜飯はピロシキに化ける。
タイ風釜飯は焼きめしに化ける。
釜飯屋のはずが入店すると鉄が真っ赤に溶ける製鉄所になっていて、まず自分の釜を鋳造させられる。
釜飯屋のはずが、スプーンで食べる焼き肉屋で食べる料理に化けている。
釜飯屋のはずが、入店するとステンレスが溶ける工房になっていて、できあがったスプーンをバフ掛けさせられる。
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