日常観察隊おにみみ君

「おにみみコーラ」いかがでしょう。
http://onimimicola.jimdofree.com

◎当初の目的と微妙に違うが、妥協点をさぐる自我を目撃。

2013年08月27日 | ◎これまでの「OM君」
コンビニにて
「あんまんください」
「えっ、すいません。あんまん温まっていません」
「じゃーカレーまんください」
「カレーまんも温まってません」
「えーっとえーっと、じゃあ、塩にくまんください」

塩にくまんは温まっていて、双方ほっとする瞬間を目撃。
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◎本日の想像話「デジタル世代」

2013年08月26日 | ◎これまでの「OM君」
「すぐ帰ってくるから、だれが来ても玄関は開けないでね」
と言ってお父さんとお母さんはでかけた。
私、一人で留守番。

苦手なキーウィが朝ご飯に並んでいてお母さんと喧嘩した。
「いい子にしていないとおばけがくるぞ」
お父さんがそう言った。
おばけなんているわけ無いのに何言ってるのよ。
お父さん嫌い。
そう思った。
さち子は今年、小学4年生になった。
生意気ざかりだ。

アニメのDVDを見ながらおやつを食べた。
まだ二人は帰ってこない。
ソファーに横になってあくびを一つ。
ねむいなぁ・・・目を閉じた。

その時コトリ、コトリ、コトリ・・・
「えっ誰かいる」
怖くて声が出ない。
コトリ、コトリ・・・
誰かがゆっくり歩いて部屋を一周している。
目をうすく開けて様子をうかがう。
誰もいない。
コトリ、コトリ、コトリ・・・
歩いている音は続いている。
「わるい・・・こは・・・いねぇか・・・」
はっきり耳元でそう聞こえた。
「えっ」
さち子はそう言うのが精一杯だった。
「わるいこはいねえかー!さち子はわるい子か!」
「さち子、悪い子じゃないよ」
目をしっかり閉じたまま、誰もいない部屋に返答した。
「悪い子じゃないんなら、お父さん、お母さんの言うこときくかー!」
「だれなのよー」
「そんなことはどうでもいい!言うことをきくのか、きかないのか」
「ききます。ききます。ごめんなさーい」
「そうか。それなら今日のところはこれぐらいで勘弁してやる。」
コトリ、コトリ。
足音が遠ざかっていった。

「ただいまー」
お父さんとお母さんが帰ってきた。
さち子は泣きながら二人に抱きついた。
「おいおい、さち子どうした」
そう聞いたが、二人の顔は半笑いだ。

ちょっと懲らしめてみようか。
発端は父母のちょっとしたいたずら。
出かけたと思わせて駐車場の車に隠れた。
あとはリビングルームに設置したサラウンドのスピーカーと携帯電話をつないだ。
「デジタルなまはげ」と父は命名した。
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◎本日の想像話「やられた休息」

2013年08月24日 | ◎これまでの「OM君」
やられたと思った。
お腹の中から音が聞こえたからだ。
ゲップの音、あくびの声、鼻歌。
鮮明な音声が自分のお腹から聞こえる。
妻は僕の朝食を用意してすでに仕事に出かけた。
「ごゆっくり」意味深に言って彼女は出かけていった。
そういうことか。

人類はドーピングにつぐドーピングで疲れを知らない体を手に入れていた。
自分の趣味嗜好によりほぼ24時間動き回っていた。

僕は仕事だった。
24時間ほぼすべてを仕事についやしていた。
いわゆる止められない人々。
そこで考えられたのが今お腹の中で鳴っている機械だ。
防水処理された極小ICスピーカー。
体調を心配する家族が食べ物に混ぜておく。
万一歯でかんでも違和感無くかみきった感触を与えつつ、胃に飲み込まれていく。
胃腸に侵入したスピーカーは体外に向けて音を出す仕組みだ。
「おいっ、コラ!」
胃のあたりから声がした。
まだ胃だ。
この調子だと便として出るまでどれだけかかるのやら。
こうして強制的に休みをとる。


妻も働きすぎのような気がする。
どのバージョンの音声を入れてやろうかと考えていた。
人類は進歩したのか、していないのか
お腹からは「はら、へったー」と言う声が聞こえた。
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◎顔っぽい戦車と目が合う

2013年08月24日 | ◎これまでの「OM君」
顔っぽい戦車と目が合う。
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◎器ひとつで謎の液体

2013年08月22日 | ◎これまでの「OM君」
ここでクイズです。
この液体は何?











答え:ブラックコーヒー
(マグカップが手元になかったので、ブラックコーヒーをおわんに注ぐ。あら不思議、毒々しい飲み物に変身した瞬間。)
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◎本日のパズル

2013年08月21日 | ◎これまでの「OM君」
ペントミノパズルで暇をつぶす。
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◎本日の想像話「送り主不明」(3/3)

2013年08月17日 | ◎これまでの「OM君」
「どうして殺したんだよ!撃つのは足じゃ無かったのか。」良夫は一也に詰め寄っていた。
二人は部室にいた。
事件から一週間がたっていた。
もうすぐ夏休みも終わる。

「撃ってみたかったんですよ。どうしても。バレルと劇鉄は組み替えれば前歴なしの綺麗な銃になります。どうです。もう一度やりませんか。」
一也は笑っていた。
しかし目は笑っていなかった。
「組み替えればって・・・」
この瞬間、良夫はすべて分かった。
「荷物を送りつけたのは一也、お前か!お前なのか!」
一也の家には金属工作機械が一通り揃っている。
無垢の金属ブロックから部品を削りだしたのは一也だった。
「実弾はどうしたんだ。」
「カートリッジ、弾頭、火薬は僕でも何とか用意できました。問題は信管。でも信管そのものとしては調達できませんが、信感を構成する個々の部品は外国から容易に調達できました。」
「どうして俺を巻き込んだんだ。どうして。」
「共犯者が欲しかった。」
「えっ」
「仲間が欲しかった。これからのために」
「これからって・・・一度きりじゃ無いのか」良夫は叫んだ。
「一度きりじゃあ無いんですよ。これは入り口・・・」
銃口は良夫をとらえていた。
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◎本日の想像話「送り主不明」(2/3)

2013年08月17日 | ◎これまでの「OM君」
次の日の朝、良夫と一也は部室にいた。
手には昨夜の感触が残っている。

バンッ

まばゆい光、反動、跳ね上がるアルミ缶。
良夫は思い出しながらにやけていた。
「凄かったな。」
「実用に耐えるレベルの仕上がりでした。」
と不思議と満足そうにうなずいていた。
「実は、相談があるのですが・・・」
「ん、何だよ。」
薬室とマガジンから弾を抜いた銃で壁にはられた天体図の北極星を狙いながら良夫は聞き返した。
「実は、計画があるのです。」
「何の?」
「強盗の・・・」
「・・・・!」良夫は絶句した。
「僕は小さい頃から星を見ています。
自分の部屋から。
ある時、気づいたのです。
いつも火曜日の夜、深夜2時、向かいのアパートから男が同じ鞄を持ってどこかに行くことに。
ある夜、部屋を抜け出して、その男をつけてみました。
男は銀行の夜間金庫に鞄をほうりこんでいました・・・
どうして定期的に夜間金庫に鞄を放り込むのか。
その日からそのアパートの定点観測が始まりました。
お金回りの良さそうな大人が入れ替わり立ち替わり出入りしていました。
非合法の遊びがその区画でおこなわれているようです。
そこで・・・
その人を襲いませんか?一度だけ」
「えっ何言ってるの、そんなの無理に決まってんじゃん。ムリムリムリ」
「無理ではありません。銃があります。」
「捕まるって。」
「捕まりません。一度だけの犯行なら高校生と強盗と銃は捜査線上に上がってきません。」
「・・・・」
良夫は無言で立ち上がった。
一也をここまで駆り立てる物は何か。
でも一也がそこまでいうのなら一緒にやってもいいと思い始めていた。

火曜日の深夜。
二人で考えたは防犯ビデオに写らないルートでアパートに近づき暗闇に潜んでいた。
時間になった。
エレベーターが上昇し、しばらく後ロビーに鞄を持った男が姿を現した。
目の前を通り過ぎる男。
何の疑いもない動き。
ぶらぶらと歩き去る。
一也は無言で男の後頭部を背後から撃った。
その場に崩れ落ちる男。
良夫は男の手から鞄を奪った。
二人は別々の方向にそのまま逃げた。
鞄には200万。

次の日のニュース
「暴力団同士の抗争。銃により男性死亡。」
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◎本日の想像話「送り主不明」(1/3)

2013年08月16日 | ◎これまでの「OM君」
「これ何だが本物っぽくねぇ?」
ダンボールの中には鈍く光る金属の部品があった。
良夫は一也に言った。

良夫は公立高校に通う高校2年生。
背は高く、端正な顔立ちをしている。
好意を寄せている女子も多いが、女性とおつきあいした経験は無い。
男友達と連んでいたい年頃。
何ともったいない。

「ネットで調べればこれが何であるのか分かるのではないでしょうか」と一也は言った。
一也はメガネを触りながらそう言った。
顔立ちは幼い。
おとなしい優等生。
それが一也に対する大人たちの共通の見解だった。
しかし本人は従順な自分をできるだけ演じていた。
年齢的にそうすることでうまくいく場合が多いと感じているだけだった。
早く独立したいと熱望していた。


それは良夫あてに届いた荷物だった。
送り主の名前は書かれていない。
父母は外出中で荷物は自分で受け取った。

「何だこれ・・・」
精密な機械部品がびっしり入っていた。
上からちらっと眺めただけ。
お手上げだ。
携帯を手に取り、電話をかける。
「おう、おれ。あのさあちょっと相談があるんだけど。」
「なんでしょうか?」とちょっと心配そうに一也は言った。
「とにかく部品なんだよね。部品だらけ。俺、これがなんだかぜんぜん分からない。分からないものが送られてきたんだ。」
「要領えませんね。とにかくそっちに行きますよ。」
一也の将来の夢は機械設計エンジニア。
機械関係はいつも一也に頼っていた。

近所にすむ一也は直ぐにやってきた。
夏休みなので一也も暇をもてあましていたらしい。
箱から部品を取り出し並べてみた。
大小のバネ、直線と曲線の混じりあった金属部品。
特徴的な部品は筒だった。
中を覗くと螺旋状の溝が何本も刻まれている。
「これは銃の部品ですね。2丁分です。しかもサイレンサーも付属されています。」と一也は言った。
「銃!なんでそんなものが俺に送られてくるの?」
「分かりません。が、組み上げてみますかこれ?」
「組むのこれ。組めるのこれ。」
4時間かけて2人は1丁の銃を組み上げた。

「あら~、一也君来てるの?」
母が帰ってきたらしい。
「まあ、今日はこんなところですね。帰ります。また明日考えましょう。しかし・・・考えるに・・・
これは・・・
大事なものがたりませんね。」
「何だよ、大事な物って。」
「実弾ですよ。」

次の日。
もう一丁も組み上げた二人は、その銃について話し合っていた。
「組んじゃったけど、これ何だと思う。」
良夫はベットの上で寝そべり、銃を握りながらそう聞いた。
「銃でしょう?」
ローテーブルの上にある銃を眺めながら一也は言った。
「それは分かってる。そうじゃ無いよ。どうしてこんなものが送られてきたかってことさ。」
「さあ、分かりません。手違いなのか、分かってここに送られたのか。いずれにしてもどうしますこれ。」
「弾は無いからなあ。」
そう言いながら良夫は目先の問題を考えていた。
それは銃の隠し場所だ。
バラバラの部品ならいざ知らず、大人に見つかったら言い訳が難しい状況になっているなと思った。
「2丁だとかさばるから1丁は一也が持っていてくれよ。」
「分かりました。しかしどこに隠しましょうか。」
「やっぱり部室かな。」
「そうですね。」
二人は同じ天体部に属している。
子供の頃から星を眺めるのが大好きな二人だった。

また次の日。
その日から1日1通、手紙が届くようになった。
差出人不明。
はじめてその手紙を手に取った時、ピンと来た。
封を手で破り、ひっくり返して中身を手の上に転がした。
ひんやりとした感触がした。
1発の実弾だった。
それから毎日手紙は届けられ、二人の銃のマガジンは実弾でいっぱいになった。
夏休みの間、二人は部室に集まり、日一日と増えていく実弾を眺めながら話し合っていた。
最初は気味悪がっていた二人だが、弾が増えるにつれ撃ってみたいという衝動にかられていた。
「試射してみませんか。」
そう切り出したのは良夫では無く、一也のほうだった。
「いいね、俺も考えていたんだ!」
一人では尻込みしていた良夫も共犯をすすんで提案したきた一也の言葉にうれしくてたまらない気持ちだった。
「決行はいつにする。」
「今夜はどうでしょう。」
「いいね。いつもみたいに夜中に家を抜け出して、裏山に登ろう。」
二人は深夜、家を抜け出してよく星を一緒に見ていた。
星の事はもちろん、将来の事を話し合う時間
は良夫にとって掛け替えの無い時間だった。

午前2時。
父母は眠っている。
学校の上靴を履いて窓を開ける。
屋根に上がり電信柱を伝って下に降りる。
今夜、銃は部室から持って帰っている。
警察に見つからないように裏道を選んで裏山に向かう。

30分後、待ち合わせ場所では一也が先に到着していた。
「よう、待った?」
「いいえ」
「やるか?」
「やりましょう」
一也はバックからクランプを取り出し銃を木に固定した。
「手で撃たないのか?」と良夫は不満そうな声で一也に言った。
「一点一点の部品の精度、部品同士の噛み合わせを見ても強度的に問題無いとは思うのですが、1発だけは遠隔で撃たせてください。」
トリガー部にはラジコンを利用した遠隔操作ユニットを取り付ける。

バンッ

近くの国道を走る車のバックファイヤーに似た音がした。
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◎顔のある飛行機シリーズ

2013年08月12日 | ◎これまでの「OM君」
フォッカーDr1(1917)
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◎顔のある飛行機シリーズ

2013年08月11日 | ◎これまでの「OM君」
エトリッヒ・タウベ(1912)
第一次世界大戦 ドイツ軍使用偵察機
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◎本日の想像話「取引」

2013年08月10日 | ◎これまでの「OM君」
今日もだめだった。
出版社に持ち込んだ写真。
そこには交通事故の現場が映っていた。
おれはフリーランスのカメラマンだ。
写真を出版社に買ってもらって生活している。
こんなはずじゃあなかった。
写真で飯を食っていこう。
そう思ったのはいつからだろう。
幼稚園?小学生?
おやじの影響だった。
磨きあげられたレンズを見ていると吸い込まれるような気分になった。
俺の写真はゲイジュツなんだよ。
そう夢見ていた。

現実は車の中で寝泊まりし、警察、消防無線を傍受する。
現場に駆けつけ、写真をとる。
「それでも人間か!」
現場の関係者から罵声を浴びながらシャッターを押す。
どうしてこんなことになっちまったのか・・・

明け方、車の中、うつらうつらと目を閉じていた。
警察無線が鳴る。
「ガ・ガ・ガ・・・・おい、おまえ・・・そこの写真屋!」
目を開いて飛び起きた。
「誰だ」
「くくくく」
笑ってやがる。
「俺かい・・・悪魔。信じる信じないはあんたの勝手だが、どうだい取引しないか?どうせその生活にはうんざりなんだろう。」
(なんだこいつは。
人を見透かしたような物の言い方しやがって。
まあたしかに、こんな暮らしはうんざりだ。)
「何だい、あんた俺の事をよく知っているみたいだな。」
「ああ、よく知っているよ。芽の出ない写真家だろ。
取引するのか、しないのか?」
「内容によるさ」
「くく、くく。そうこなくっちゃなぁ。ここにフィルムが5本ある。このフィルムを使って撮影された写真はどれも世界的評価を受け、何十年と語り継がれる傑作が生まれる。写真家としての名声、なんでも手に入る。だが、こいつは悪魔との取引なんだ。何と何を交換するか分かっているよな。」
(おもしろいジョークだなこいつは。まあ話を合わせて取引といこうか)
「俺の命か・・・」
「ビンゴー!そうさ正解。どうするね、あんた」
(ますますおもしろいね)
「取引するよ。」
その瞬間意識がとうのいた。
伝統的な鎌を担いだ悪魔が窓からこちらを見ているような気がした。

朝、目が覚めた。
びっしょりと汗をかいている。
手にはブランドの分からないフィルムを5本握っていた。
うわ!なんて手の込んだ事をしやがる。
催眠ガスで眠らされたか、睡眠薬を知らない間に飲まされたのか。
分からない。

フィルムか・・・
長い間フィルムカメラは触っていない。
おやじの形見のカメラがあったはずだ。
今日はもう帰ろう。
アパートへと車を走らせた。

木造モルタル2階立ての2階角部屋。
カンカンと音が鳴る鉄の階段を登る。
木製ドアを開ける。
ポストには消費者金融からの手紙が山盛り入っている。
手紙は無視する。
靴を脱ぐのももどかしく、部屋にあがる。
押入からカメラを取り出す。
プラスチック製の防湿庫に入れて保管していた。
フィルムを装填した。
カメラをテーブルの上に置き、シャワーを浴びた。
高揚感とやる気が体に湧いてきた。
カメラを担ぎ、部屋を飛び出した。

36枚撮りのフィルム4巻を撮り終えた。
正直、何を撮影したのか覚えがない。
現像もせずに出版社にそのまま持ち込んだ。
懇意にしている編集者に無理をいって現像を頼んだ。

「これはすごいよ。全部買い取らせてくれ。」

あれよあれよという間に一躍時の人となった。
天才
光の魔術師


写真家としての名声を手に入れた。
仕事も山のように舞い込んだ。

あれから40年が経った。
病院のベッドの上。
死期も近い。
薄れゆく意識の中で考える。
フィルムはまだ1本残っている。
契約途中で死んだ場合、魂は悪魔に持って行かれるのか。
こいつは見物だ。
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◎ありがとう「幻霧ノ塔ト剣ノ掟」

2013年08月10日 | ◎これまでの「OM君」
ニンテンドーDS用ソフト「幻霧ノ塔ト剣ノ掟」プレイ開始からどれくらいの期間がたったでしょうか。
プレイ時間は52時間。
ラストボスをやっつけました。
当初の目標はウイザードリィの熱狂を体験する事。
結果熱狂とはこういうことかと思いました。

このソフトの良いところは節目節目に説明テキストが出てくる事。
しかも文面が気が利いています。
全体を通して漂う、皮肉的というか自嘲的というかもう最高です。
この説明テキストの存在がやはり大きいなと感じました。
何度かのウイザードリィプレイ&挫折は説明なしに投げ出される恐怖感が大きすぎました。

しかし、決して簡単であったわけではありません。
もう攻略情報をネット調べる。
これがなければもう何が何だか、攻略の答えをまず見て「?」と思う。
チャートにそって段取りする。
障壁をこえて、よくよく考えて、あっそういう事と思う事の連続でした。
問題文がバラバラになって出題されているような感じと言いましょうか。
たとえば、この門を開ける為には4つの鍵が必要でそれはどことどことどこにありますよ。
ゆけ勇者よ!というようなRPGお約束の儀式を踏まない仕様となっておりました。

そして重要ポイントは魔法。
魔法使用回数には限りがあり、その回数を増やすアイテムが存在しない。
もう憎たらしい。
何とかならないのかしらと思いつつ40数時間プレイ。
成長システムをやっと理解する。
魔法を使えなかったキャラクター。
実は魔法を使える。
しかも魔法を使えるキャラクターでも魔法の種類を増やせる。
魔法使用回数の絶対数を増やす。
このシステムに気づいたのはもうプレイ時間40数時間。

終盤にむけて最高に盛り上がる。
もういつ終わらせようか。
いやいやもうちょっと。
じりじりとプレイ時間が延びる。
最後はあっさりとラスボスをやっつける。
熱狂をありがとう。
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◎研究室には一体型マックが似合う。

2013年08月04日 | ◎これまでの「OM君」
研究室には一体型マックが似合う。
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◎タイガーストライプ迷彩のズボンをはく人物の行動・・・

2013年08月02日 | ◎これまでの「OM君」
タイガーストライプ迷彩のズボンをはく人物の食べ物屋さん入店までの行動を目撃。
暖簾を手でかき分ける、もしくは頭から割っていかない。
暖簾は迂回し、そのままの流れで肩でドアを押し開けて入店。
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