◎８０年代、特撮ヒーローのジャンプはこうだった。

８０年代、特撮ヒーローのジャンプはこうだった。

◎栄一と健吾のゲーム・カメラ話

英一は今日も寝坊した。
大学とアパートは目と鼻の先なのだが、ついつい油断してしまう。
とくに冬場は唯一の暖房器具がコタツしかない英一の部屋では布団から抜け出したくない一心なのだ。
自然の摂理で一限目の講義は遅刻が多くなっている。


講義は始まっている時間なので構内の廊下には人影は無い。
教室の後ろの扉を遠慮がちに空けて入室する。
一番後ろの席。
健吾が座っている隣が空いている。
まあ、席は決まっていないがいつもだいたいそのあたりがおきまりの席となっている。
「出欠は？」
英一は聞いた。
「まだ」
その返事を聞いて英一は安心した。

我が大学では出欠はマークシート方式となっている。
大学の事務員さんが御丁寧にまず白紙を配り、学生が記入したシートを回収する。
この儀式の前に滑り込めば出席をゲットできる。
しかし、確実に出欠を確認出来る反面、このシステムは問題をはらんでいた。
マークシートを提出して出席を獲得した後、講義を抜け出す者が続出するのだ。
抜け出す学生がいる事は教授達はもちろん把握しているのだろう。
でも抜け出すバカ学生をいちいち相手にはしていなかった。
しかし、その日は違った。
抜け出した学生にいらだった教授は、授業を放棄して追いかけていったのだった。
あっけにとられる学生達。
「いっちゃたね」
「そうね」
本日の授業の教授は少し変わり者だったのだ。
ふだんから素肌の上に白衣を羽織っていた。
そして構内をその格好のままトレーニングとしてジョギングするのが日課になっている。
まあ、やりかねない教授だった。

退屈しだした学生達はわいわいと世間話を話し始める。

「ゲームはどうよ」
「うん、そろそろＰＳ４を導入しようか、いや待て待てなのかを真剣に検討しようかと思っている。
何しろ家のゲーム環境は２００３年製の液晶テレビを使ってるもんだから、ＰＳ３でもギリギリの解像度なの。いやＰＳ３でもアウトでしょぐらいなの。だからＰＳ４に移行するならテレビも一緒に買い換えないとダメなの。そうすると、出費もかさむでしょう。テレビが壊れたら思い切ってＰＳ４の購入を検討するんだけど、また思いの他テレビが頑丈で壊れる様子がまったくないのが憎らしいの」
「そうか大変だな」
「そうなの。そっちのカメラはどうなの」
「うん、いろいろとコレクションとして欲しいカメラは目白押しなんだけど、お金は無限に無いじゃない、だから積み立て制にしたの。毎月少しずつ貯めて、目標金額に到達したら買うっていう事に決めたの。もう欲望に資金がついて行かないことに気づいたの。一種のヒューエルセーフ。安全装置」
「そうか、お互い大変だ。あ、教授帰ってきたぞ」
肩で息をする教授が壇上にいる。
無念そうな表情を浮かべている。
「完全に逃げられたなあれは」
「そうだな」

◎電池式ＬＥＤ懐中電灯に物申す。こときれるの早くね？

電池式ＬＥＤ懐中電灯に物申す。
こときれるの早くね？
豆球式の懐中電灯なれば使っていくうちに、だんだん光り方が暗くなって暗くなって暗くなっていよいよ点かなくなるもの。
ＬＥＤはだんだん暗くなって暗くなってという段階が存在しないでいきなりまったく点かなくなるように感じる。
これは明るいＬＥＤの特性なのか。

◎携帯電話ショップにて電源を切られた〇ッパーを目撃

携帯電話ショップにて
壁に向かって電源を切られたペッ〇ーがうなだれていた。

◎シュリンクを破る最強のツールは爪楊枝

シュリンクを破る最高のツールとは？
ハサミ？ノンノン
カッター？ノンノン
それは爪楊枝。

◎本日の空想話「国家資格買い物１級」

テレビを点ける。
趣味と実益の教養番組が始まっていた。
「本日は国家資格であるスーパーでのお買い物免許１級をお持ちでいらっしゃいますマスダ先生をお招きして実地教習を交えてお送りいたします」
アンドウキャスターがマスダ先生を紹介する。
マスダ先生は伝統的お買い物スタイルで登場した。
白の割烹着に買い物かご、かごからはネギが飛び出している。
足下はもちろんスリッポンだ。
「どうぞよろしく。本日は新鮮な食材をとにかく手に入れる事をテーマに行きたいと思います」
「おねがいします」

ゆっくりとした動きで買い物かごを台車に乗せるマスダ女史。
王者の風格さえ漂っている。
自動ドアが空き、店内に足を踏み入れる。
「え～まず店内に入りますと、果物、野菜などの生鮮食品売場となります。本日はすき焼きを夕食として用意する設定で私考えております」
「すき焼き、いいですね～。私すき焼きといえば、いよいよできあがっていい匂いがする鍋を前に卵を取り皿に割り入れる瞬間が最高にすきなんです」
アンドウキャスターは饒舌に言う。
「そんな事は今、聞いていません。そんな事よりも買い物に集中です。もうここは戦場なのです。何を甘い感想を言っているんですか！」
鬼の形相で一喝するマスダ女史の表情に恐れおののくアンドウキャスターは「す、すみません」と言うのが精一杯だった。

「え～気を取り直しまして、まずは白菜を見てみましょう。ラップに包まれた状態のものもありますが、ここはむき身の白菜を手におります。そして１枚完全にむきとります」
バリッ
「え、いいんですか」
「いいんです。そしてむいた白菜を一口ほおばり、味を確認します。ムシャ。気に入らなければもう一個の白菜もむいてしまえい！」
「だいじょうですか」
「大丈夫大丈夫」

店内を移動する。
「次は牛肉です。やはり牛肉は弾力がポイント。ですのでこう、親指の腹を使ってぐいーっと押します。こう何度も押します」
「ええ！だいじょうぶですか」
「ええ、大丈夫大丈夫。もう、おいしいすき焼きを食べるためには店の迷惑なんか関係ないの！」


そんな調子で買い物はすすみ、いよいよレジになだれ込む。
休日の夕方、レジは大混雑。
マスダ先生はただただ前の奥様をじりじりと押し込んでいく。
もちろん会計のスピードはまったく変わらない。
ジリジリと押す、押す、押す。
そうすると気弱な奥方は列を離脱していった。
ニヤリと笑うマスダ先生。
そして新たな獲物にジリジリと近づいていくのだった。


その放送を見た国家資格運営委員長が言った。
「うん、マスダ女史の免許剥奪！」

◎ここでクイズです。このプチトマトのミラクルはなんでしょうか？

ここでクイズです。
画像のプチトマト。
実はミラクルなプチトマトなのです。
さてどこがミラクルなのでしょう？















答え：実は１個のプチトマト。（へた部分でくっついている）

◎ボックスティッシュ５個組のラップが破けないのは自分だけか。

ボックスティッシュ５個組のビニール包装を爪で破こうと思っても破けない。
ぐーっと力づくでビニールを引っ張ってもただのびるだけ。
そうこうしているうちに５個のティッシュをそのまま落下させる。
箱がへこむ。
自分もへこむ。

◎水筒問題が勃発する。

水筒問題勃発している。

その前にまず自分の悪癖を説明しなくてはならないでしょう。
それは似たような機能のものを何個も買ってしまう事です。
それは何故か？
重箱のすみをつつくかのように目の前の商品にダメだしをしてしまう為です。
そして、次こそは１００％満足のいくものに出会えるのではなかろうかという幻想を抱いてしまうのです。

そこで水筒問題。
シンプルなフタの水筒を使用していました。
なにが気になったのか？
中に入れる飲み物がアイスの場合には問題はありません。
問題はホットの場合です。
ホットの飲み物を入れると蒸気がフタ裏で水に戻ってしまうのです。
そうするとフタをはずした瞬間に水がボタボタと床に落下するのです。
これは気になる。
そうして２台目の水筒が登場します。
フタが完全に分離するのが問題だと考えた自分は、ワンタッチでフタが立ち上がり、そのまま飲め、そしてフタをパチンと閉めるものを購入しました。
それなりにホットの飲み物にも対応できました。
問題解決かと思われた矢先、事件その１が発生します。
このフタは非常に優秀なのですが、シンプルなものと比較すると、ゴムパッキンを何種類も使用していて複雑になっているのです。
そしてこのゴムパッキンをはずさなければ完全な掃除が出来ません。
まあ、はずすははずしますが、問題が発生したのは組み付けです。
どうやらうまくゴムパッキンがはまっていなかったようなのです。
かばんの中にコーヒーが漏れ出しました。

事件その２
これはフタを洗った人物と組み付けた人物が別人だったために起こってしまった悲劇です。
朝、急いでいるときにホットコーヒーを水筒に入れました。
慌てて水筒のふたを閉めます。
おっといけない、きっちりとフタが閉まっているのを確認しないといけません。
フタの締まりは確認しました。
鞄に放り込みます。
車のトランクに鞄を入れようとすると、鞄からコーヒーの匂いが異常にします。
まさか！
手を鞄につっこむ。
もう鞄の中はコーヒーでビシャビシャ。
今回はゴムパッキンが乾燥中でフタには全く組み込まれていないものを使用したという事故でした。

以上を踏まえてこれはまた考えなくてはと頭が痛い。

◎ガンと車とパドル。今こそ欲しいハードそれは「テルスターアーケード」

光線銃とハンドルとシフト。そしてパドル。
トライアングル型の筐体が胸にぐっと突き刺さる。

◎取り急ぎママッガイ完成

取り急ぎママッガイ完成

◎今年の正月はママッガイをつくります。

今年の正月はママッガイを作ります。