日常観察隊おにみみ君

「おにみみコーラ」いかがでしょう。
http://onimimicola.jimdofree.com

◎イーナズ・MA(エム・エー)という架空テクノロジーの架空話

2013年05月19日 | ◎これまでの「OM君」
ピピピピピ・・・
目覚まし時計の電子音で目を覚ました。
朝8時。
「お目覚めですか。今朝のお気分はいかがですか?」
空中に投影されたホログラムの美しい女性が話しかける。
「ああ、万事OKだ。」
残念ながら彼女は人工知能「ケリー」。
実在はしない。
「朝食のご用意出来ていますよ。」
「ああ、ありがとう。」
別に返事を返す意味は無いのだが、返事を返さないと何回も確認される。
必ず返答を返してやりとりが終了する。
これを理解するまでイライラしたが、分かってしまえば彼女は有能なAIだ。

ゼリー状人工食料。
本日は「緑色」。
色はなぜか毎日変わるが、味は同じだ。
彼女の気分。ファジー理論搭載ってやつだ。
意味なんて無い。
コーヒー風人工飲料を飲みながらテレビをつける。
どのチャンネルも映らない。
ガンと軽く一度たたいてみた。
同じだ。
映らない。
ため息をひとつ。

蛇口をひねり水を出す。
飲料水は空気中の水分より十分な量を生成するテクノロジーが確立された。
ただし電力消費量が莫大なのは玉にきずだ。
電力に関してはあるテクノロジーが発明された。
電気を自然発生させる切手大のチップ。
ウインド・ヒューマン社「イーナズMA(エム・エー)」。
イーナズMAは生活に革命をもたらした。
あらゆるものがコードレスになり、いわゆるユビキタス社会の悪のり状態になった。

顔を洗う。
ひげは剃らない。
比較的、身だしなみに関しては自由な職場だ(苦笑)。

ドアをあける。
そこは外ではない。
真っ白でピカピカの廊下。

左隣にもう一つドアがある。
職場は隣だ。
「おはようー」と言いながらドアを開ける。
なんてね。
誰もそこにはいない。
あるのはコネクターにつながれたボディスーツとフレーム部が青く光る箱が一つ。

ボディスーツを装着する。
思った以上に軽い。
(1)箱に片足を乗せ、よいしょと箱の上に乗る。
(2)前を向いたまま、片足を後ろに下ろし、よいしょと下りる。
以下、(1)~(2)を繰り返す。
踏み台昇降。
これが仕事だ。
ここは、ウインド・ヒューマン社。
イーナズ・MAチップを作っている。
この部屋6面はすべてセンサーが配置されており、人間の空間移動した痕跡をエネルギー変換する。
何だか分からないが、人間の動きをまねたロボットではチップを作れなかったらしい。
休憩、昼食を挟み、3時で退社だ。
となりの部屋に帰る。
外には帰らない。
この部屋はもともと福利厚生的な意味合いのただの休憩室だ。
生活する事が本来の目的の部屋ではない。
「どうしてこんな事になったのかな・・・」
「またその質問ですか?」
ケリーが空中より問いかける。
「いや、いいんだ。」

もうこの暮らしも5年になる。
もともとこのエリアへの入室自体、カギは自分では持っていなかった。
この部屋につれてくるだけが仕事の人物につれてこられるだけだった。

ある日の昼休み、テレビをここで見ていた。
ズズズ・・爆発音と同時に振動。
断続的に続く爆発音と振動。
ニュース速報で世界同時的に重要施設が攻撃を受けている事を知る。
ウインド・ヒューマン社も標的にされたらしい。
外に逃げ出そうとインターフォンを鳴らす。
すでに応答はない。
軟禁状態がスタートした。
日を追うごとに世界規模での混乱が加速度を増していった。
ある日、テレビ放送が止まった。
何が起こったのか分からない。
放送が止まってから2ヶ月が経ったある日、電気が消え、ライフラインが途絶えた。
「えっ!」
自給自足が可能な建物であるという安心感はあったのだが、電気が途絶えたらしい。
「やばい、これはやばい。死ぬぞこれは。」
そう感じながら、思いだした。
自分の作業により、この建物のイーナズ・MAチップへのエネルギー補給も行われていると最初の説明を受けた。
もしかしたら・・・
いや、動いてくれ。
そう願いながら作業を試してみた。
当然、この混乱の中、仕事なんてしていなかった。
何ヶ月ぶりだろう。

電力は復旧した。

そうして定期的に仕事をしながら(仕事をしないと電力がとだえる)、人工で合成される食物及び飲料水を口にしながらこの生活を続けているのだ。

唯一の話相手はケリー。
ケリー自体も外部へアクセスが出来ないらしい。
二人とも記憶の中での思い出を話し合う。
グッドエンディングでも良い、バッドエンディングでも良い、この生活を早く終わらせたい。
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◎「ウイザードリィ」の熱狂よカモン!

2013年05月18日 | ◎これまでの「OM君」
「ウイザードリィ」の熱狂を味わいたい。
そう思って、FC版、SFC版、ゲームボーイ版の「ウイザードリィ」に手を出してみた。
まさに惨敗。
まず何をどうしたら良いのかが分からなかった。
もう、キャラクターメイキングの時点で挫折。
ランダムで決定される各項目の数字、ネットで調べると職種によってこの項目の数字が少ない場合は、やりなおせ的な事が書かれていた。
もう、そんな事を言われたらチーム編成も出来ずに物語も始まらないまま、自分の中でゲームオーバー。
「おお、勇者○○よ!よくぞまいられた!」
みたいな感じでさくっと始まってもらいたい。
もうこの時点で理想と現実のギャップに苦しみます。
DS版でも最新ウイザードリィはございますが、また理解出来ないのでは無いのか・・・そんな気がしてなりません。
そんな気分の時に出会ってしまったのです。
DS「幻霧ノ塔ト剣ノ掟」
ゲーム内容紹介にもまさに、RPG初期の熱狂よもう一度的な気概を感じました。
やれるのか・・・
やってみるか、とプレイを開始したのでした。
地下1階、地上7階の建物の攻略。
これのみ!
3Dダンジョン!
オートマッピング!(ただし現在位置、及び自分の向いている方向は地図上に表示されない。魔法もしくはアイテムを使用すると表示される。画面を閉じると表示されていた現在位置情報などは消えてしまう。
方眼紙を持ち出してマッピングしなくて良いなとストレスフリーへの不足分があることには自分を納得させる。
熱狂を味わうには多少の苦労は必要であるという制作者サイドからの思想を感じた。)
そのかわり、セーブはどこでもいつでも、何回でも出来ます。
もう死んじゃったら電源を切って直前からやり直すもんね。
という感じで始めました。

ネットで攻略地図を印刷。
地図を片手にあっちこっち丁稚。

ダンジョンモノには、あるイベントをこなすと、ドアや階段に手がとどき、検索範囲が広がっていきますよ、というお約束がございます。
このイベントで開く扉に行くためには「カギ」のかかったドアが手前に何枚も存在しました。
攻略サイトをみても、とくに「カギ」の開け方は書かれていません。
ドラクエの様に道具屋に「カギ」が売っていてアイテムとして消費される仕様でもございません。
この「カギ」の開け方に2時間程度固まってしまいました。
正解は・・・
盗賊でカギをこじあける。
カギのドアは盗賊が何枚でもこじ開けます。
そうか・・・盗賊か・・・
と目からウロコが落ちました。

現在、9時間程度やって、地上1~2階を行ったりきたり。
終了まで何時間かかるのやら・・・やれやれ・・・
自虐的にニヤリと笑う。
これは完全にはまっています。

追伸
ちなみにこのゲーム、現代版表示(美しいダンジョン、リアルな敵キャラ表示)とオリジナルテイスト表示(ダンジョンは線画、敵キャラは全身表示、音源はファミコン風)がある。
最初は現代版アレンジでやっていましたが、オリジナル版も味わいがあり、ダンジョンの動きも軽快。
なのでオリジナル表示でのプレイに自分の中では決定致しました。
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◎大人になったなと感じた瞬間

2013年05月15日 | ◎これまでの「OM君」
ミルキーをかまずに、なくなるまでなめた事に気づいた瞬間、大人になったなと感じた。
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◎想像力で勝負。ドリンク付き

2013年05月14日 | ◎これまでの「OM君」
ランチ600円ドリンク付き

商品サンプルは想像力で勝負する。
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◎穴が開くことの重大な問題

2013年05月13日 | ◎これまでの「OM君」
ジャージのズボンのヒザ部分に穴が開いた。
穴が開いている状態でどのような事が発生するかは深く考えてはいない。

立っている状態から下に置いてある雑誌を読む。
立っている位置より少し離れて雑誌が置かれていたので、飛び込みつつ、正座へ移行しつつ雑誌をキャッチして読む。
この動きをしたときに穴が開いていると畳とヒザが直にすれてアチチチーとなったのでご注意を。
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◎うそみたいな名前シリーズ(キリギリスの幼虫は・・・)

2013年05月12日 | ◎これまでの「OM君」
うそみたいな名前シリーズ
キリギリスの幼虫は・・・







アリギリス
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◎クオリティの高さを目撃

2013年05月11日 | ◎これまでの「OM君」
100円で動くムービング!
「チャンス号」

これはチャージ号へのオマージュ。
ルマン万歳
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◎最近のゲームチャレンジ(ポケット花札)

2013年05月11日 | ◎これまでの「OM君」
ゲームチャレンジシリーズ。
「ポケット花札」(GBカラー)
花札というゲームにチャレンジ。

1月4枚のカードが12か月で48枚。
場に出ているカードに手持ちの同月カードをぶち当て、1対にしてゲット。
同時に1枚、山からカードを引いて、また同月1対のカードを探す。
ゲットしたカードで役をつくる。

という流れらしい。

何だか役の名前は聞いたことがある。
イノ・シカ・チョウ
マツ・キリ・ボウズ
花見で一杯
月見で一杯

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◎胸ポケット万歳

2013年05月09日 | ◎これまでの「OM君」
カッターシャツを着ると便利なポケットの位置に気づく。
胸ポケット。

キー、カメラ、カメラキャップ、駐車場の入場カードetc。

ひょいと入れることが可能でとても便利な胸ポケット。
胸ポケットがすべての服についていてくれれば良いのにという願望。
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◎軍事用運搬ロボビッグドック

2013年05月08日 | ◎これまでの「OM君」
50kg程度の荷物を乗せる。
大型犬ぐらいの大きさ。
時速5kmで歩行。

テレビで見た軍事用4足歩行ロボは「牛」並みの大きさに進化していた。
またテレビで見た軍事用4足ロボの仲間として「チーター」が走っていた。
時速90kmで走ることが可能。
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◎現代の暴徒鎮圧用ウエポン

2013年05月07日 | ◎これまでの「OM君」
現代の暴徒鎮圧用ウエポン(非致死性)。
電磁波を目標に照射。
2秒程度の照射で皮膚の表面温度50度。
あちー、イテー、うわーと逃げ出す暴徒。
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◎1924年発表、暴徒鎮圧ロボ

2013年05月07日 | ◎これまでの「OM君」
・足はキャタピラ
・暴徒鎮圧用、手には重い鉛(重い鉛を振り回すと、鎮圧以上のダメージが及ぶと想像する。)
・暴れる人間の耳を一時的に聞こえなくする大きな音を出すスピーカー完備。
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◎ゲームコーナーで目撃。奇跡のシンクロニシティー。

2013年05月06日 | ◎これまでの「OM君」
気球タイプのライドオン遊具に乗る男子のTシャツの柄が気球に乗ったパンダだった。
奇跡のシンクロニシティーを目撃。
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◎ゲームコーナーで目撃。お子様が発した衝撃の一言。

2013年05月06日 | ◎これまでの「OM君」
ゲームコーナーで目撃。
対戦型もぐらたたきゲームをプレイ中の男子兄弟。
激しくたたきあう。
終了後お子様が発した衝撃の一言。
「突き指した・・・」

白熱しすぎ。
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◎おまけの紙人形ネコを2匹つくる。

2013年05月05日 | ◎これまでの「OM君」
おまけの紙人形ネコを2匹つくる。
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