新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

心を受けとめて向き合う時。

2019年02月16日 | 四柱・その他
「陰陽五行」というものがあります。
陰陽の代表は女と男ですね…。
女は男の為にあり、男は女の為にあります。
言い換えれば、女は男を前提に造られ、男は女を前提に造られています。
また、夫を得る事を通し、妻に成れますし、妻を得る事を通して夫に成れます。
(本来は、相手が居るということは素晴らしいことだと思います)
そして、子女を得る事を通して父母に成れますし、孫を得る事を通して祖父母に成る事もできます。
(子女を育てる事は責任がありますし大変なことですが、その子女が結婚して孫が生れると、孫はとても可愛いと思います)。
祖父母(過去)→父母(現在)→子女(未来)が繋がって永遠となります。

また、肉体は年を取りますが、心は愛によって熟していくのですね…。
人は何れは死を迎え、その肉体を脱ぎますが、その時には、万人を愛する事が出来る愛の魂を持って来世へ行きたいものです。

また、宇宙が陰陽で出来ているということは、宇宙は愛のエネルギーで満ちているという事ですね…。
人は愛によって生きる活力を得る事ができます。(愛の反対は怨み)
それでは、愛するとは何でしょうか…?
本来、陰陽は互いの為に生きる訳ですので、愛の土台は「相手の思いを受けとめて向き合う」事から始まります。
夫は妻の思いを受けとめ責任を持つ。
妻は夫の志を受けとめて夫を支える。
この様な夫婦関係で出発したいものです。
出発の動機は大切です。

命式本体や五行に良い財星を持つ男は、妻の思いを受けとめ家庭を大切にすると思います。
そして、良い財星+良い官星がある場合は、仕事や子供にも責任を持つでしょう…。
(男命では財星は妻や家庭を表し、官星は責任感や仕事や子供を表します)

また、女性の場合は、良い食傷や財星がある場合は、子供を愛し、夫を一生懸命に支えようとします。
(女命では食傷は子供を表し、財星は家庭で、夫を表す官星を生じる星)

人生、山あり谷ありですが、命式の星の並びや五行のバランスが良い場合は何とかなると思います。
しかし、五行のバランスが悪く、家庭(財星)を壊す星が強く出ていたり、夫(正官)を尅す星が強く出ていたりする場合には注意が必要です。
特に、二人の相性が悪い場合、強い比劫や五行のバランスが極端に偏る時期には、家族の心を「情で受けとめる」事が出来なくなり、その寂しさから魔が刺す場合もあります。
ちょっとした心の不一致から魔が刺し、愛やお金や健康が流れる場合もあります。

もし、良くない兆しを感じたら、「心を受けとめて向き合うこと」を意識して下さい。
人のせいにせず、自分の責任として向き合うと悪魔は退散します。

また、愛するとは、相手を知る事でもあります。
人は、それぞれ育った環境やタイプが異なります。
相手のタイプ(運)を知る事や、相手がどの様な運勢の時期(運勢の春夏秋冬)かを知る事が大切だと思います。

そして、愛には責任が伴います…。
例えば、一人の女性を見た時に…
・親の前では娘であり。
・夫の前では妻であり。
・子供の前では母であり。
・舅姑の前では嫁でもあります。
・そして、社会ではその一員でもあります。
五行のバランスが良ければ何とかなりますが、そうでない場合は、穴が開く場合もあります。
自分の命式を知って、命式をコントロールすることも必要です。
くれぐれも、命式に振り回されることが無い様にして下さい。

中年を過ぎて、大運に印綬 養が来ている場合、母親の介護をする場合もあります。…この様な時は母親の心を受けとめる時期だと思って下さい。
また、敗財の大運が来ている時期は、先祖の穴埋めをさせていただける時と思い、ボランティア精神で臨むのが良いと言われています。
女命で倒食の大運は、子供の心を受けとめて向き合う時を与えられ、子供の問題を通して自分が母らしくなれる時だと思って下さい。
様々な問題は、自分の心を成長させる為にあるのかも知れません…。
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コメント (3)
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