新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

心や立場が変わると見える景色が変わる(1)

2019年02月23日 | 四柱・その他
推命では宝を表す星(変通星)を財星と言います。
宝物=大切なものですね…
大切なものは「愛・生命・財産」ですね…。
人には心(魂)と体とがありますが、無形の心の栄養が「愛」で、有形の体の栄養が「食物」ともいえます。
故に人は愛とお金を欲するのだと思います(食物はお金で買う事ができます)。
愛はとても大切ですね…

以前、あるゲストがこの様な事を言っていました。
俺は恋はできるが結婚は出来ない。
恋は自分中心だが、愛は相手を中心に生きることだ…。
たしかにその様なところもあると思います。

また、森羅万象、全てのものを見渡した時に、そこに愛を感ずると全てが美しくそして感謝や希望に感ずることができると思います。
その様に考えると、愛を感ずることが出来る心を持つことはとても大切な事だと思います。

「おぎゃー」と生まれた赤ちゃん…とても可愛いですね…。
父母の愛の結晶ですね…。
そして、子供は家庭という小宇宙の中で、両親(特に母親)の愛を十分に受けて育ちます。
まず、「十月十日」と言われている胎中生活(胎教)が大切ですね。
次に、「三つ子の魂百まで」と言われている3歳までの期間。
赤ちゃんにとって、この期間は家庭が小宇宙(世界)ですね…。
この期間に両親(特に母親)を通して、無条件の愛を十二分に受けると、森羅万象に内蔵される無限の愛をキャッチできる心が育つと思います。
愛を感ずる心が育つと、全てが自分の為に準備されていることに気付き、夢と希望を持つことができると思います。
幼少時の子供は、両親を通して無限の愛を感ずる感性を養うのだと思います。

故に両親との関係…「親が好き」ということは、とても大切なことです。
それは、両親を通して、目に見えない親や先祖や、宇宙に充満する愛を感ずる回路が出来るからだと思います。
親との回路が詰まっていると、自分を支える土台の、目に見えない愛というエネルギーが入り難くなるからだと思います。

推命的には…
(母親の命式では)
・偏印や傷官が悪く働く時期での妊娠は注意が必要ですね…。
 精神的に不安定になりやすい時期とも言えますので、フォローが必要かも知れません。
・また、強い比肩が出て財星を尅す時期も注意が必要です。
(子供の命式では)
・強い傷官が出ているお子さんは、とても敏感ですね…ガラスの様な心です。
 傷官が強いお子さんは、抱いたりスキンシップがとても大切。
・幼少時の大運に旺相する比肩が出ている場合も、寂しく育つ場合もあります(命式によっては)。

特に初産の場合はフォローが大切ですね…。
嫁を娘以上に可愛がることがとても重要です。

さて、3歳を過ぎたお子さん。
家庭から保育園、そして小学校へと世界は広がります。
3歳までの家庭の中で、十二分に愛される喜びを感じたお子さんは、愛の受け方を学び心も安定します。
保母さんやお友達とのコミュニケーションも上手く行くと思います。
そして、少しずつ自信を持ちながら、より広い世界の小学・中学へと進みます。
親との愛を土台にして、友人関係の喜びを感じ、先生との関係も楽しくなると思います。
もちろん、学校という社会に出れば、様々あると思います。
しかし、家に帰って、優しいお母さんの愛で充電され、頼もしいお父さんに励まされて少しずつ大人になるのだと思います。

・まず3歳までは情を受けとめて愛する。
・保育園…少しずつルールを教える。
 (お子さんは、両親が互いに愛し尊敬する姿を見て、人を愛したり大切にすることを学びます)
・小学校…国語、算数、理科、社会…等、知識を教える。
・運動をして心身共に鍛える(印綬傷官や、傷官が強い命式の子は特に必要)。

さて、その様にして成長し、思春期を迎えます。
次回は思春期から記入します。

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新栄堂


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