新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

心や立場が変わると見える景色が変わる(2)

2019年02月26日 | 四柱・その他
小さい頃の子供は男の子は男の子同士で遊び、女の子は女の子同士で遊びます。
そして、思春期になると異性に心を惹かれます。
(電子の世界も同じでプラスはプラス同士で帯電し、マイナスはマイナスで帯電します。そして限界になると放電します。人間も同じですね…)
思春期の星は推命では食神と傷官といえます。
食神は恋する季節の様な星ですし、傷官は反抗期の難しい時期の星とも言えます。
子供から大人になる時期に反抗期がありますが、大人になるには反抗期も必要なのかも知れません…。
特に男性的な命式の場合は反抗期も強くなります。
また、思春期の大運に傷官 沐浴等が来ている場合は、通常以上に敏感となり、事件や事故にも遭遇する場合もあります。
命式本体に強い官星があり、その官星と大運との傷官の尅が強くなった場合…
・バイク事故で怪我をするとか…?
・学校や通学途中で事件や事故に巻き込まれる場合もあります。
また、食神と傷官とは表裏の関係でもあり、食神が思春期の恋や夢の世界なら、傷官は理想と現実のギャップで苦しむ少年少女の様なところがあります。…傷官を持った人の心はガラス細工の様なところがあるのですね…。
最近は「いじめ」の問題が多い様ですが、その子たちの命式を見ると、傷官が悪く働いている場合も多い様です。

本来、青春は恋多き時期でもあり、夢に向かって希望を持てる時期でもありますが、命式本体に対して良い大運が来ている場合は、楽しい青春時代となるでしょうが、そうでない場合は、少々忍耐が必要な青春時代になると思います。

子供達が親から養われている学生時代は、子供達本人の運勢も重要ですが、それ以上に影響するのは両親の運勢です。特に小学校頃迄は母親の影響が強いと思います。
母親がどの様な捉え方をするのか…。
ポジティブな思考をするのか、ネガティブな思考をするのか?
子供の純粋な心に一番影響を与えるのは母親の捉え方です。
命式本体に敗財や偏印等があり、それを抑える官星等が弱い場合、「縁の下の力持ち」的な立場を与えられる場合も多くあります。苦労の割に評価されないので、心の中にフラストレーションが溜まります。
その様な母親は、我が娘に愚痴を洩らす場合も多い様です…
それが毎日続くと…大変ですね。
命式本体に敗財等を持たれた方は、「陰徳善行」を意識されると良いと思います。
他人の為に生きても評価されない場合は、徳を積んだ事となります。
陰徳善行は運勢を好転させる早道ですね…。
「何で私が…」と、捉えずに「これで穴埋が出来る!」と、感謝の心を持つと運気が良くなります。

さて、次回はいよいよ結婚について記入したいと思います。

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コメント (2)
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