姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

姫路城が好きで姫路在住の消化器・肛門科医によるクリニックのブログです。胃腸肛門の情報あり、気軽にお越し下さい。

ゆるむ時代に必要なものは?

2009-03-19 21:42:17 | 肛門括約筋の話題
超高齢化時代になり、肛門括約筋不全といわれる状態の「ゆるい肛門」にお目にかかることが増えました。

今後絶対に必要になるものに、「人造肛門括約筋」があると考えます。おしりが締まらないと、社会生活が出来なくなります。QOL(生活の質)を保ちながら長生きするためには、おしりの締まりが絶対必要です。直腸がんでの本当の意味での肛門温存(肛門管吻合)のためにも必要な技術です。磁力や電気による人工筋肉の研究も一部で少しずつ進んでいて期待しています。

こんなことを考えているのは、私ぐらいでしょうか。なにしろ私、姫路城の話をしていて、「おしろ」と言うときに、つい「おしり」と言ってしまうことがあるのです。細君にも「あなたって、ずーっとおしりのことを考えてるんでしょうねえ」と言われます。私はほめられたと思って、図に乗るくらいです、へこたれません。

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