2016年6月18日(土)は、グランフロント大阪で開かれた第106回近畿肛門疾患懇談会の司会と発表をしてきました。無事に終了できてホッとしています。今回も盛況で医師121名、コメディカルのかた6名の合計127名のかたに集まっていただきました。ありがとうございました。先生方の演題も多彩で示唆に富み、どんどん質問やコメントが相次ぐ状態で、時間が余るようなことはありませんでした。どうじん会道仁病院の宮崎先生は、外来での直腸肛門周囲膿瘍の切開治療についての発表。畑肛門医院の畑先生には、膿瘍切開後のビスマスを用いた処置の方法。泉南市の野上病院の金川先生には、硬化療法のパオスクレーを見直す内容の発表をいただきました。大変盛り上がりましたので、私の発表「ビスマス製剤の応用とゴム輪結紮療法の工夫」については時間調整も兼ねまして、少し短めの発表としました。その後ミニレクチャーとして土庫(どんご)病院奈良大腸肛門病センターの稲次先生から「稀な直腸肛門病変」としてたっぷりご講演いただいて、しっかり勉強しました。ミニレクチャーの司会をされた平和会吉田病院消化器内視鏡・IBDセンターの藤井先生から今回の会が盛り上がったことについてお褒めをいただいてとても嬉しく思いました。
今回は同時に雑誌の編集に最初からかかわった1冊目の雑誌として「臨床肛門病学」第8巻1号が発刊になりました。雑誌のどこをみても、査読のことや、編集委員会でのやり取りが思い出され感無量です。また本号には、当院での肛門部嚢胞(anal gland cyst)を含んだ症例報告を門田先生に執筆していただきました。病理は黒川先生に評価をお願いしたので、門田先生黒川先生との共著論文となりました。当院だけの症例では物足りなかったものが、くしくも同時期に同じような症例を経験した縁で、一つの立派な論文にすることができました。感謝とともにご報告いたします。これからも一つひとつの症例を大切にしながら、患者さんを治す(治すのを手伝う)だけでなく、少しでも学問を進めていくために尽くしたいと思いました。大変ですが、とても充実した1日でした。写真は門田先生の論文の表紙です。
医療情報をご希望の方へ。携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。アーカイブ、カテゴリーはいっぱいあるので、下の方まで見てくださいね。携帯向けHPはこちらです。パソコン向けHPはこちらです。
今回は同時に雑誌の編集に最初からかかわった1冊目の雑誌として「臨床肛門病学」第8巻1号が発刊になりました。雑誌のどこをみても、査読のことや、編集委員会でのやり取りが思い出され感無量です。また本号には、当院での肛門部嚢胞(anal gland cyst)を含んだ症例報告を門田先生に執筆していただきました。病理は黒川先生に評価をお願いしたので、門田先生黒川先生との共著論文となりました。当院だけの症例では物足りなかったものが、くしくも同時期に同じような症例を経験した縁で、一つの立派な論文にすることができました。感謝とともにご報告いたします。これからも一つひとつの症例を大切にしながら、患者さんを治す(治すのを手伝う)だけでなく、少しでも学問を進めていくために尽くしたいと思いました。大変ですが、とても充実した1日でした。写真は門田先生の論文の表紙です。
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