下剤の強さの続きです。コーラックのシリーズは大正製薬からたくさんの種類が販売されています。坐薬以外の内服薬6種類(現在5種類)について、弱い方から解説します。なお強さの指標はプルゼニド(=センノシドA・B12mg製剤、センナリド、センノシド錠など)を10として相対的に表しています。
コーラックソフト(2.1)。ピコスルファート主剤で、医療用のピコスルファート製剤と同じ強さの「弱くて良いくすり」でしたが、残念ながら販売中止になりました。2016年のことです、薬局で売る薬としては弱いものは売れないのでしょうか?つくづく残念ですね。
コーラックファースト(2.1)。コーラックソフトにDSS8mgを混ぜた製剤でした。これも2016年に販売中止になりました。現在のコーラックファーストはピコスルファートでなくビサコジル2.5mgに内容変更になっています。コーラックの2分の1の強さということです。
コーラック(4.2)
コーラックII(4.2)。コーラックにDSS8mgを配合したものです。
コーラックファイバー(6.8)。センノシドに繊維を配合したものです。他に刺激性成分のケツメイシが入っていますので、正確には6.8+αです。
コーラックハーブ(10.0)。センノシドA・B12mgに甘草を配合したものです。内容的にはプルゼニドに甘草をプラスしたものです。
コーラックシリーズではピコスルファートをやめてビサコジルに変わったものがありますが、およそプルゼニドの5分の1の強さからプルゼニドと同じ強さのものまで、いろいろ揃えていることがわかります。良心的ですが、残念ながら、弱いものは売れないのでしょうね。薬局としても「効きが悪い」と思われてしまうと売れないのでしょう。便さえでればよい、という考えで薬を求める方が多いことが考えられます。
さて、では弱くても体への悪影響の少ない下剤は市販のものではなんでしょうね。次回お話しします。
コーラックソフト(2.1)。ピコスルファート主剤で、医療用のピコスルファート製剤と同じ強さの「弱くて良いくすり」でしたが、残念ながら販売中止になりました。2016年のことです、薬局で売る薬としては弱いものは売れないのでしょうか?つくづく残念ですね。
コーラックファースト(2.1)。コーラックソフトにDSS8mgを混ぜた製剤でした。これも2016年に販売中止になりました。現在のコーラックファーストはピコスルファートでなくビサコジル2.5mgに内容変更になっています。コーラックの2分の1の強さということです。
コーラック(4.2)
コーラックII(4.2)。コーラックにDSS8mgを配合したものです。
コーラックファイバー(6.8)。センノシドに繊維を配合したものです。他に刺激性成分のケツメイシが入っていますので、正確には6.8+αです。
コーラックハーブ(10.0)。センノシドA・B12mgに甘草を配合したものです。内容的にはプルゼニドに甘草をプラスしたものです。
コーラックシリーズではピコスルファートをやめてビサコジルに変わったものがありますが、およそプルゼニドの5分の1の強さからプルゼニドと同じ強さのものまで、いろいろ揃えていることがわかります。良心的ですが、残念ながら、弱いものは売れないのでしょうね。薬局としても「効きが悪い」と思われてしまうと売れないのでしょう。便さえでればよい、という考えで薬を求める方が多いことが考えられます。
さて、では弱くても体への悪影響の少ない下剤は市販のものではなんでしょうね。次回お話しします。
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