9月7日(土)は広島で開催された、第61回中四国肛門疾患懇談会(大腸肛門病学会の中四国地方会に相当)で発表してきました。今回のテーマは「痔瘻術後開放創管理の工夫」として、当院で使用しているビスマス製剤の、皮膚炎予防効果、止血効果について報告しました。なかなか数字には現れにくい事柄ですが、手術後に少しでも患者さんに快適に過ごしていただくための工夫の一環です。よいことは遠慮なく他院にもまねしていただいてほしいので、情報提供をしています。肛門の手術後は「開放創」という傷をお尻のまわりに作ることがあります。その際に、傷がべたべたしたり、ひりひりしたりしない様にする工夫です。会の後の懇親会や二次会にも参加しました。今年は既に学会研究会で今回ふくめて4回も発表しています。「よーやっとるなー」と森谷外科の森谷先生に声をかけていただきました。今回は私も含め近畿からの参加も多く、大阪肛門診療所の佐々木先生、京都洛和会音羽病院の加川先生もご参加でした。特にうれしかったのは、香川・前田病院の香山先生が、前回近畿での私の発表を聞き、論文をみて麻酔前の冷却法を実際にやって頂いているとのことでした。これまで使用されていたやり方よりも効果があるとの手応えを教えていただきました。とてもうれしいことです。自分のやっている工夫が、論文、発表になり、それが医学の現場を変えて行っている!医者として科学者として一番うれしい瞬間です。またがんばろう、と力も湧くというものです。写真は姫路駅にはいってくる「さくら号」です。指定席がグリーン車なみに広いのでよく乗っています。(LF1 200mm相当)
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