コロナのせいで、町会のほとんどの行事が取やめになり、回覧板もあまり回りません。
交通安全週間、? なのかな。
昨日、リハビリに行くため歩いていたら、信号のある交差点で女性警察官に呼び止められました。
あ、ぼんやりしていて信号を間違えたかな、よたよた歩きが危険だったかな、などと思いながら立ち止まりました。
「ちょっとお時間取れますか。今、靴に反射シールをお付けしています。夜など暗い所では結構強く光りますから、安全です」説明しながら手際よく、スニーカーの踵に7ミリ×2センチほどのシールを張り付けてくれました。
婆さんで、夜で歩くこともあまりありませんけれど、ありがたいと思ったことでした。
他にも、「バッグなどにもお貼りください」と少し大きめのシール2枚、手の指ほどの小さな携帯ライトをくれました。
良いところに通りかかったことでした。
今年度から町会役員は引退しましたけれど、引き受けている時にはこうした時には狩り出されることもありました。「お年寄りの交通安全指導」という仕事もまわってきていました。環7の横断歩道を渡るお年寄りに声をかけるのです。赤信号がもう点滅するようになった時、渡ろうとする人を引き留めたりもするのです。
役員会で、苦笑いしながら今年もお役が回ってきたよ、と日時を割り振るのでした。
「老々介護だねえ「どちらが指導を受けるんだか」、と。
町会活動でも、警察・消防などへの協力にしても、引き受けるのは年寄りばかりです。なかなか若い方(と言っても定年を迎えた人くらいですが)で協力してくださる方はいないのが現状です。防災訓練もやるのですが、出席者は年配者。重いものは持てないよ、もし本当に起こった時はどうするの、俺の生きてるうちには地震がこないことを祈るよ、といつも不安を抱えながら終わるのでした。