涼しいっ！

昨夜は久々にクーラーを使わずに窓を開けて就寝することが出来ました。

涼しさを感じてからの話題ではないと思いますが、ポリポリ・・・失敗してしまいました。

キナコの危機・・熱中症に命の危険を・・・・慌てました。

お盆で孫たちが久しぶりに来ていたので、良く気温を考えずに暑い中を散歩に・・・・・

嬉しかったキナコも元気な子供たちと走りまわったようです。「日陰を選んで散歩してね」と言ったものの・・・・・帰宅後のキナコは大変な状態になってしまいました。

眼は虚ろ・身体を冷してやりましたが、どうにも様子がおかしいのです。尿もいつもと違った場所でそのままでている感じなのです。静かにしていれば快復するかな？と見ていましたが、どうにも様子がおかしいのです。よだれも多くなっているようです。水を飲ませようとしても受け付けません。

これは大変なことになりました。いつも見て頂いている獣医さんはお休みです。この時期はそうでなくてもお盆の為にお休みの病院が多くて・・・でも何とかしなければ・・・・

徐々に焦りが出てきました。ネットでいくつかの獣医さんを見つけまして、片っぱしから電話をしたのですが、お昼も過ぎていたので、なかなかつながりません。

でもとにかく見つけなければ・・・sazae３もかなり焦って、あちこちに電話を掛けていったいどこへ行ったらよいかと・・・焦るばかりです。

何とかユーカリが丘のラ　クールと言う動物病院へ繋がりました。「車の中の温度を低めにして直ぐに連れて来て下さい」との事、とにかく駆けつけました。

家を出てからメモを忘れた事に気が付いたのですが、引き返す事もできないまま、分かりにくい場所だったのですが、何とかたどり着けました。

診察では血液の検査も行われ、少しの間待ったのちに検査の結果が出ました。犬の血液検査の結果を見たのは初めてでした。人間と全く同じように血液の状態が分かるのですね。

幸い重症とまでは行かなかったので、入院もせずに帰宅できたのですが、点滴を打ってもらいました。犬に点滴？どうするのだろうか？弱っているとはいえ黙ってじっとしている訳はないし・・・・

と医師の説明を聞いたところ、首の背中部分にラクダのコブの様な状態に点滴の液を入れて、そこから徐々に身体へ入れて行くのだそうです。上手く出来ているのです。

点滴を受けてその後１０時間位で少しずつ身体に吸収されて行くのだそうです。間もなく元気を取り戻しました。ヤレヤレです反省しています。

このとき獣医さんにお聞きしたのですが、キナコのように獣毛を着ている犬にとって快適温度は２２度が良いとの事でした。実際に２２度湿度60％位に設定した室内で、患者も犬もその温度を体感できるような設定がしてあり、２２度と言うのは人間にはかなり低い温度だという事を教えて頂きました。

犬なんだから人間より丈夫で環境になじんで・・・などと安易な考え方は危険な事なのだという事の説明を受けました。夫にも一緒に診察室へ入ってもらっていて良かったと思います。とかく男性は、犬なんだから・・・・大丈夫等と言う考え方をしたがりますから(汗）・・

お散歩も早朝のまだ道路の温度が温まって居ない時間など注意が必要です。１時間半も暑い外の気温の中にいたのですから大変危険だったと言う事です。身体も小さいので具合が悪くなったらあっという間に命の危険にさらされてします。

危険だった訳です、後でいろいろな事を知りまして・・・・冷や汗です。いままで大型犬を飼っていても犬の本来の快適温度に付いて深く考えてみた事もありませんで・・・情けないのですが・犬には慣れていたつもりでしたが、失敗してしまいました。

寒さには強いのだそうですが、暑さには弱いのだそうです。人間も寒ければ着込んで暖房を付けますが暑さには弱いですね。人間も暑い時にはあまり無理はしないようにいたしましょう。

今日は本当に涼しいほどの気温ですね。長袖長ズボンにしています。キナコは快適な様子です。