本屋さんに注文していた「おたからサザエさん」の①と②を購入。
早速貪るように目を通しました。今日はもう一冊群ようこさんの「衣にちにち」購入しました。
長谷川町子さんのサザエさんは昭和21年から新聞に四コマ漫画として連載されていました。といっても私は19年の生まれですので、そのころの漫画は後から知りました。
今回長谷川町子さん生誕100年の記念で町子さんが単行本化する際に選ばれていなかったものを集めた作品です(新聞には掲載していました)
5月までには6冊発行されますが、先ずは①と②を購入しました。
私はサザエさんに出てくる懐かしい社会情勢や流行や日本人のその当時の生活ぶりが、自分の人生と重なることが多く大好きなのです。
ただ日常の生活習慣などだけではなしにその時その時の社会情勢を敏感に感じ取って漫画にしていることも多く、昭和の歴史を彷彿とさせてくれます。
あの頃はまだ戦争が終わっても家族の生活の中にはまだまだ引きずっていた時代でした。
なにしろ4コマ漫画ですから、その時代背景を知らないと意味が分からずに笑えない人も多いのではないでしょうか?
ご安心くださいませ、最後のページには注釈が付いています。
注釈には、湯川秀樹さん・田中絹代さん・男女同権・進駐軍・トンチ教室・エノケン・灯火管制・アプレゲール・アバンゲール等等・・もう昭和を丸ごと思い出させてくれ、長谷川町子さんが、昭和25年6月25日朝鮮戦争が勃発した2週間後に4コマ漫画として掲載、日本に再び戦争の時代がやって来るのでは・・・と思ったのかもしれないと・・灯火管制などもさりげないわかめちゃんのスカートを灯火管制時に使えるようにと黒い布で縫った・・など・・・漫画に取り入れています。
長谷川町子さんの素晴らしい感性が大好き、凄いです。
キナコも読みたいのかなぁ?・・(笑)・・
四国の生家では手押しポンプ、タライと洗濯板、五右衛門風呂、火鉢、七輪、冷蔵庫には大きな氷の塊が入っていましたし、ご飯もお釜で炊いていました。
歯磨き粉は文字通り粉でした。
ラジオは有線放送。
それが小学校に入ってしばらくするとテレビや電気製品がやってきました。
あれよあれよと言ってる間に紙の時代からワープロになり、パソコンが世に出てからは電子メールにSkype、家に居ながらにして世界の事を垣間見ることができるようになり、暮らしが激変致しました。
海外旅行も夢のまた夢だったのに、40歳過ぎてからは手の届く価格になりました。
黒電話からファックス・留守電機能付きの電話になり、ポケベル、携帯電話になったもの暮らしを大きく変えました。
私の年代が昭和の名残りを知る最後の世代でしょうかね。
そう言えば最近またレコードが聴けるプレイヤーを売っているみたいです。
カセットテープですら懐かしい存在ですね~~
ほんとに口がぽかんと開いてしまうような半世紀。
小学校から中学校へのころからの社会の変化が凄かったですね。
不思議な事にMayさんとはひとまわりも違っていない気がしますごめんなさい。