ばばの気まぐれ日記

老後の暮らしというものはこういう事だったのかと思う日々
老後を迎えて初めて気が付くことも多い日々

[ただ生きているだけ」の人生

2018年03月27日 | 雑感

難病で動けない食べられない話すことも出来ない状態の妹を思うと不憫で何もしてやれない自分を責めたくなって居りましたが、不思議です。

本日の朝日新聞朝刊(2018・3・27)の「折々のことば」にsazae3は救われた気持ちです。やっぱり朝日新聞は違いますね。

素晴らしい文章に感動しましたのでそっくりそのまま全文を掲載させていただきます。

「無い」という状態をしっているからこそ、「有る」ことがありがたい。  

                          磯田道史

 すぐに散る桜の愛(いと)おしさも、震災で気づかされたただ「有る」ことのありがたさも、ここに理由があると歴史学者は言う。「ただ生きているだけ」の人生を人はつい否定的にとらえるが、多くの宗教が教えるように、「ただ生きている」というのは何かの欠如ではなく、それこそが一つの奇跡的ともいえる達成なのである。

国文学者・中西進との対談「天災と人災」(「潮」4月号)から。

との事です。

ただ生きていることを否定的にとらえないで一つの達成として本当に奇跡的ですから・・・妹は・・・・

起きたことを悲観的にばかり考えないほうが良いのですねぇ・・

今日は良い文章に出会いました。

テレビでは虚しい国会での証人喚問が繰り広げられていましたが・・・途方に暮れることは無しにしましょう!・・どうしようもない政治家や官僚に悲観していないで、前向きに・・日本の国民が目覚めることに期待しましょう!

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