代打・阿部の一振りで投手戦にケリ。巨人、今季初サヨナラで破竹の６連勝。

９回慎打ち登場！阿部代打で一撃…巨人今季初サヨナラで２度目６連勝 ― スポーツ報知

◆巨人２ｘ―１ヤクルト（２３日・ヤフードーム）　

　巨人が今季初のサヨナラ勝ちで、２度目の６連勝をマークした。殊勲の一打は阿部のバットから生まれた。同点の９回、２死一、三塁で越智の代打で登場。押本から右越えに自身９本目のサヨナラ安打。スタメンマスクは鶴岡に譲ったが、キャプテンがしっかりと存在感を発揮した。九州遠征でヤクルトを３タテし、ゲーム差は４。貯金は９となり、いよいよ独走の気配だ。

　球場のボルテージは最高潮に達した。「代打、阿部」がコールされ、背番号１０は打席で足場をならしながら、腹を決めた。初球だ。直球をジャストミート。豪快なスイングから放たれた打球は右翼へ舞い上がる。「詰まった。（本塁打は）ダメだと思った」それでも、フェンスを直撃した。大歓声とともに仲間が一目散に走ってきた。「ごちそうさま、って感じです」一塁ベース付近で“慎ちゃんスマイル”がはじけた。

　決めてやる―その思いしかなかった。同点の９回、２死一、三塁。越智の代打で起用された。「昨日、おとといと自分らしいバッティングができていなかった。ここ、ってところで打ちたかった」自身９度目となるサヨナラ安打で試合を決めた。

巨人強ぇ６連勝！阿部様決めたサヨナラ打！ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

東野が好投！自己最多タイ９Ｋ ― スポーツニッポン(gooニュース)

「おとりんの一言」

同点の９回裏、２死一、三塁で代打に阿部が立った。
ヤクルト内野陣がマウンドに集まった直後、押本の初球を完璧に捉えた打球はライトフェンス上段を直撃、劇的なサヨナラ打となった。

４回に先制点を上げたとはいえ、先発の東野、石川が共に譲らない投手戦だったが、阿部の一振りでケリがついた。
７回を９奪三振と好投した東野は、二番手の豊田がピンチを招き、山口が打たれて同点とされたため、勝利投手にはなれなかったが、まだ、チャンスはいくらでもある。