「鳥肌が立ちました」、亀井が岩瀬から代打・逆転・サヨナラ３ラン!!

亀井様！！代打逆転サヨナラ弾　連敗目前Ｇ党救った！！ ― スポーツ報知

◆巨人５ｘ―４中日（２５日・東京ドーム）　

　亀井がリリーフ陣の危機をひと振りで吹き飛ばした。クルーンが右手中指炎症で出場選手登録を抹消された試合は８回、４連投の山口が同点にされ、９回に１９試合で１３登板の豊田が２点を勝ち越される危機。

ところが９回無死一、二塁で、代打の亀井が岩瀬の初球をバックスクリーン右へ代打逆転サヨナラ３ラン。９９年の石井浩郎以来１０年ぶり、球団史上４人目の一発で危機を救った。チームは連敗を免れ、再び貯金は最多の９。守護神不在は全員野球でしのぐ。

　全身が総毛立った。大歓声が全力疾走する亀井にサヨナラ弾を教えてくれた。集中力を極限まで高めていた体は、スピードを緩めない。「谷さんを追い抜かしそうになりましたね。鳥肌が立ちました」夢見心地でたどり着いたホームで、仲間たちの輪にとび込んだ。手荒い祝福が心地良かった。

　２点を追う９回無死一、二塁。代打で打席に向かう直前、村田打撃コーチが原監督の言葉を伝えてくれた。「何もない。お前さんに任せた」セオリーなら送りバントの場面。伝言に燃えた。「あれで集中できた。自分が決めてやろうと思った」初球。外角のスライダーを振り抜くと、野球人生初という逆転サヨナラ１号３ランが、バックスクリーン右に飛び込んだ。

亀井が代打逆転サヨナラ弾！巨人首位快走だ ― スポーツニッポン(gooニュース)

侍が決めた！Ｇ・亀井が代打逆転サヨナラ弾 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

ラミがチェン倒弾！サヨナラ呼ん打！ ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

連日、同点に迫られるパターンは、確かに登板過多から来る疲れがあるように思う。
救援陣の柱、山口で同点、続く豊田も逆転２ランを被弾、勝負あったかに見えたが、勝利の女神は巨人に微笑んだ。

９回裏、中日の守護神・岩瀬からラミレス、谷の連打で無死一、二塁、代打で登場した亀井が、初球をジャストミート、劇的な代打・逆転・サヨナラ３ランがライトスタンドへ飛び込み、巨人は連敗の危機から脱した。

「負けに不思議の負けなし」、岩隈が７回無失点でも延長で逆転負け。

ノムさん足踏み、１５００勝あと２…楽天 ― スポーツ報知

◆ソフトバン５ｘ―４楽天＝延長１１回＝（２５日・福岡ヤフードーム）

　サヨナラの打球を一瞬だけ見届け、即座にベンチを後にした。勝てば史上５人目の１５００勝監督に王手をかけていた。会見場に入るなり、野村監督は吐き捨てるように言った。「負けに不思議の負けなし。昨日の反対だよ」勝たなきゃいけなかった。４点リードから、延長に持ち込まれ逆転負け。悔しさだけが募った。

　敗因は明らかだった。７回終了後、岩隈の降板とリリーフ陣の炎上。これに尽きる。岩隈はそれまで４安

打無失点、９３球と完ぺきだったが、ＷＢＣの疲労が残り、右ひじの不安を隠せない。今季、先発した４試合は、すべて１００球以内で降板を申し出ている。これで流れが変わった。魔の８回。２番手の有銘が１死しか奪えず３安打を浴びる誤算。４投手を繰り出すが、勢いを止められない。同点とされ、エースの勝ち星も消えた。

先発し、７回を無失点に抑えた岩隈　試合後、岩隈は肩を落とした。「４回ぐらいから、ひじ肩に疲労がきていた。もう１イニング、投げられれば…。『きょうは岩隈の負け』と書いておいて下さい」完投完封にこだわらず、１年を通して勝ち続けてこそエースという信念がある。かつて無理して投げ続け、シーズンを棒に振った苦い経験があるからだ。

岩隈降りたら悪夢の始まり　ノムさんキレた ― スポーツニッポン(gooニュース)