近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

快投グライシンガー、自己新の11Kで完封飾る。

2009-04-22 11:26:06 | 読売ジャイアンツ
グライ、自己最多11K完封!原巨人10勝一番乗り! ― スポーツ報知

◆巨人4―0ヤクルト(21日・長崎) 

 グライシンガーが自己最多の11三振を奪う熱投を長崎のファンに見せ、07年9月以来となる完封で3勝目をマークした。好調のヤクルト打線に三塁を踏ませない3安打投球で、2年越しのカード7連勝。チーム15試合目で完投一番乗りも果たした。初回にラミレス、亀井、李承ヨプの3連続タイムリーが出た打線
は、2回にも鈴木の右前適時打で加点。序盤の速攻でグライを援護し、今季2度目の4連勝。07年以来2年ぶりのセ・リーグ10勝一番乗りも決め、勢いは止まりそうにない。

 高々と舞い上がった打球を、誇らしげに見上げた。9回2死一塁。最後の打者を右飛に打ち取ると、グライシンガーは帽子を取って一度、安堵(あんど)の息を吐き出した。「8回で100球くらいだったので続投したかった」原監督に志願して上がった最後のマウンドで、巨人移籍後初の完投勝利を完封で飾った。

 直球の球威、制球、変化球のキレ。すべて完ぺきだったから、ヤクルト在籍時代の2007年9月4日・広島戦(神宮)以来の完封ショーを達成できた。四球はわずか1つ。最速149キロの他にカット、チェンジアップ、カーブとすべての球種で自己最多となる11奪三振を奪った。「今年はあまり三振を取れていなかったので満足している」今季23Kでリーグの奪三振王となり、ハーラートップの3勝と合わせて2冠となった。

巨人、グラで10勝一番乗り!V率70% ― サンケイスポーツ(gooニュース)

グライ11K完封!古巣ヤクルト戦7連勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

最強5番!スン&亀井&ラミ3連打 ― スポーツ報知

最強8番・坂本 2試合連続の猛打賞 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

九州シリーズの第一戦は、グライシンガーが自己新となる11三振を奪う快投をみせ、完投・完封を飾った。
この結果、巨人は両リーグ通じて10勝に1番乗りを果たした。
開幕直後の連敗もものかわ、貯金を7に増やして勝率は実に.769、ボロ負けしない限り首位は安泰であろう。

天童が誘導する「石原のささら獅子舞」

2009-04-20 16:10:59 | 民俗・行事
きのうは天気もよかったので、思い立って、川越市の西外れにある石原町の観音寺というお寺さんで行われている無形民俗文化財の「石原のささら獅子舞」を見に行ってきた。
場所は、有名な菓子屋横丁から西へ数分、新河岸川の高沢橋を渡った所にある天台宗のお寺さんである。 
ことしは陰祭りのせいか、周辺ではお祭り気分というような感じは見られなかった。

埼玉県では初めて見た三匹獅子舞だが、これからも機会があれば、近隣だけではなく少し遠出をして見に行きたいと思っているところである。



県指定・無形民俗文化財「石原のささら獅子舞」
 由緒の明らかな川越地方を代表する獅子舞で、本来は4月の18日に演じられていたが最近では隔年の4月の第3土・日曜日に行われている。
 慶弔12年(1607)が始まりと伝えられ、寛永11年(1634)川越城主酒井讃岐守忠勝が若狭国小浜に国替えになった時に、雌雄2頭を連れ去り中断してしまったが、宝永6年(1709)に、高沢町(現元町2丁目)の井上家より獅子頭が奉納され再興された。
 この獅子舞の曲目は12切(きり)という12の部分からなり、先(さき)獅子(雄) 中獅子(雌) 後(あと)獅子の3頭が軍配を持った天童に誘導され、笛太鼓に合わせたササラッコ(花笠を付けた少女4人)のささらの伴奏で舞う。なかでも、2頭の雄がかみあいを繰り返しながら雌を争う場面は、最も特色ある場面である。
 本来は、17日はソロイといって練習の総仕上げをする。18日には観音寺で一庭(ひとにわ)奉納し、次に町内廻りに出て町境で一庭舞う。夕方になって井上家に上がり一庭、終わって観音寺に戻り半庭舞ったあと「千秋楽」をあげて終わる。
(川越市教育委員会)



ささらという楽器は知っているが、たぶん漆塗りだと思うが黒色の立派なささらと、ササラッコという役割を担うのが、小学校1、2年生くらいの幼い女の子で、頭の上の花笠は大人の介添人が支えていた。
かつては、花笠を被ることのできる中学生以上の女の子の役割ではなかったかと思った次第である。





獅子を先導する天童という役割は、初めて見るものであった。
軍配を手に、獅子を操るという感じは、さながらサーカスの猛獣使いといったところであった。







さらには、「女獅子隠し」という演目に特徴があるということだったが、なるほどと思った。
雄獅子の諍いがことのほか激しく、その際に、周りの役人衆から、「それっ!」とかいう、けしかけるような掛け声がかかるのである。
こんな場面も初体験だったが、思い切って見に行ってよかったなと思っている。







巨人、7年ぶりの快挙、対中日三連勝!! 坂本のタイムリーで逆転勝ち。

2009-04-20 15:11:17 | 読売ジャイアンツ
坂本、成長の証V打!竜3タテ逆転!逆転!!逆転!!! ― スポーツ報知

◆中日5-6巨人(19日・ナゴヤドーム) 

 巨人がナゴヤDでの中日戦で7年ぶりに3連勝を飾った。初回に4点先制しながら4回に逆転される嫌な流れだったが、5回2死一塁から阿部の同点三塁打。続く坂本が左前に決勝適時打をはじき返して再逆転した。1点リードを越智、山口、豊田、クルーンと盤石の救援陣が守った。3戦連続逆転勝ちで貯金は今季最多の6。21日から2位のヤクルトと対戦する九州シリーズ(長崎、佐賀、福岡)で、リーグ3連覇への独走態勢を固めたい。

 おもむろに、ノックバットに手を伸ばした。試合前の練習中。打撃ケージ横でフリー打撃の順番待ちをしていた坂本が、左翼の加治前に向かってノックを始めた。5球、きれいな放物線を打ち上げると「うまいでしょ」と笑った。自らの思いつきで、2日続けて行ったノック練習。20歳の若武者が、今季も成長を続ける理由がここに隠されていた。

落合竜を一蹴!巨人・原監督、ウッハウハ! ― サンケイスポーツ(gooニュース)

坂本V打!巨人が7年ぶり竜に敵地で3連勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

阿部、同点三塁打!「珍しい。今夜は雪だ」 ― スポーツ報知

東野、初回3失点も、打線の援護で2勝目。

2009-04-18 15:35:17 | 読売ジャイアンツ
李2発にラミ2ラン!一発攻勢で原巨人逆転勝利 ― スポーツ報知

◆中日3―5巨人(17日・ナゴヤドーム) 

 原巨人は初回に3点を失う苦しい展開も、李承ヨプの2本塁打にラミレス2ランと一発攻勢で中日に逆転勝利した。先発の東野が5回を投げ2勝目。クルーンが9回を抑え3セーブ目。

 先発の東野が立ち上がりにつかまり、1回に3点を先行された巨人だが、2回2死から李承ヨプのソロホームランで追撃開始。4回、1死一塁からラミレスが豪快に左中間へ打ち込み、さらに李が2打席連続弾を右翼席へ運んであっという間に試合をひっくり返した。8回には中日3番手・斉藤の暴投で1点を加えた。

 東野はピリッとしない出来ながら初回の3点だけで切り抜ける粘りのピッチングで試合を作り、打線の爆発を呼び込んだ。

巨人李!ラミ!李!外国人3発で竜倒 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

内海大乱調、連続四球直後に逆転3ラン被弾。巨人の連勝ストップ。

2009-04-17 09:34:45 | 読売ジャイアンツ
内海、再発!四球病 またまた1勝ならず ― スポーツ報知

◆ヤクルト6―2巨人(16日・神宮) 

 視線は下を向いたままだった。ベンチに腰を下ろした内海は、両手で顔を覆うと、がっくりと肩を落とした。5回のうち4イニングで先頭打者の出塁を許し、最後は川島慶に痛恨の3ランを被弾。「毎回のように先頭を出していては…すみません」左腕は言葉を絞り出し、5回途中4失点KOの結果を悔いた。

 同点の5回、突如の乱調に見舞われた。下位打線を迎え、昨季終盤に苦しめられた“突発性四球病”が顔を出した。先頭の8番・相川に、この日初めての四球を与えると、バントの構えの9番・館山にも四球を献上。投じる球がことごとく、外角高めに抜けていった。2者連続四球から送りバントで1死二、三塁。最大の悲劇はその直後に待っていた。

 初球。甘く入った直球を川島慶に狙い打ちされた。左翼席への3ラン。続く青木にセーフティーバントを決められ、三塁ベンチからタオルが投げ込まれた。

内海で巨人連勝ストップ…原監督も酷評 ― スポーツニッポン(gooニュース)

小笠原2発!猛打賞 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

原監督ならずとも、話にならない。
突如として四球病に陥る内海の悪癖は、これが初めてではないが、何がそうさせるのだろうか。
これでは、上原後のエースの座は遠のくばかりである。

粘りのグライシンガー、7回を2失点で巨人6連勝!

2009-04-16 15:47:21 | 読売ジャイアンツ
原巨人6連勝!グライもヤクルトに6連勝 ― スポーツ報知

◆ヤクルト2―6巨人(15日・神宮) 

 巨人がグライシンガーの粘投で、引き分けを挟んでの連勝を6に伸ばした。3回に1点を先行されたものの崩れず、7回を2失点でヤクルトに昨年から負けなしの6連勝。打線は同点の6回、鈴木の右前2点適時打で勝ち越し、37歳の誕生日を迎えた木村拓も中前適時打で続いた。持ち味の一発長打ではなく、つないで手にした価値ある1勝。好調の豊田が守護神・クルーンにつなぐ柔軟な継投も当たり、早くも独走の気配が漂う。

 感謝の気持ちが行動に表れた。試合後、観客席から「ナイスピッチング」の声がかかると、グライシンガーは惜しげもなくウイニングボールを投げ入れた。「満塁とかピンチになったときでも、ファンの声がすごく力になった。今日はすごく声援に助けられたよ」ロッカーに戻る際も笑顔を絶やさず、何度も左手を振って大歓声に応え続けた。

鈴木がV打!「一発」なくても巨人は強い ― サンケイスポーツ(gooニュース)

巨人6連勝!鈴木尚&木村拓が引っ張る ― スポーツニッポン(gooニュース)

金本、驚愕の3連発、でも、巨人が1点差で逃げ切った。

2009-04-11 15:20:06 | 読売ジャイアンツ
鶴亀の虎退治 鶴岡連発!亀井V三塁打…春から縁起のいい4連勝 ― スポーツ報知

◆巨人6―5阪神(10日・東京ドーム) 

 巨人が“鶴と亀”の恩返しで4連勝を飾った。3試合ぶりのスタメンで5番に抜てきされた亀井が同点の6回、右翼線へ勝ち越しの適時三塁打。右ひざ打撲の阿部に代わり2試合連続で先発マスクの鶴岡が、7回に2打席連発となる3号ソロで突き放した。原監督の“鶴亀算”が当たり、金本の3打席連続アーチで迫る阪神を振り切って貯金2で単独2位に浮上。守護神のクルーンも1点差で今季初セーブをつかみ、3連覇へ戦力が整ってきた。

 ヒーローたちの登場を待ちわびる大歓声の中、ベンチで2人の目が合った。右と右の拳をぶつけ合った。熱いグータッチを交わしてから、2人はお立ち台へと駆け出した。「何とか打てて良かった」鶴岡が白い歯をこぼせば、亀井は「すごい勢いがあるし、明日も勝ちたいです」と叫んだ。4連勝をもたらした“鶴亀コンビ”に、惜しみない拍手が降り注いだ。

ついに目覚めた…鶴岡連発!巨人4連勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

亀井勝ち越し打!巨人逆転で阪神に8連勝 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

クルーン最速158キロ!虎をクルクル初S! ― スポーツ報知


アニキ凄すぎる~!史上初の中1日3連発 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

「おとりんの一言」

アニキこと金本に連続被弾した内海は、新井の打球を右足に受けるなど散々、6回4失点で降板を余儀なくされた。

金本が神がかりならば、鶴岡の二発は巨人の救世主だったともいえる。
阿部が負傷したあとの2試合でスタメン出場、立派に阿部の穴を埋めた。頼もしい脇役に、また一つ勲章が増えた。

巨人、今季最多の18安打で3連勝。グライシンガーも6回1失点で初勝利。

2009-04-10 10:02:19 | 読売ジャイアンツ
3タテ役者!小笠原4打点!巨人ガッツリ貯金 ― スポーツ報知

◆横浜2―9巨人(9日・横浜) 

 巨人が今季最多、毎回の18安打で9点を奪い、横浜を3タテ。今季初めて貯金をマークした。この日も主役はガッツ・小笠原だ。初回の適時二塁打を手始めに、同点の3回には勝ち越しの適時二塁打、7回にも2点二塁打と4打点を荒稼ぎ。先発・グライシンガーも6回1失点で今季初勝利をマーク。昨シーズン18勝5敗(1分け)と大きく勝ち越した“お客さん”相手の快勝劇でリズムに乗った原巨人。10日からの阪神3連戦(東京D)もいただきだ。

 目を大きく見開いて小笠原を出迎えた。原監督は絶好調のガッツと熱いグータッチ。「第1打席、第2打席ともに勢いを切らずにやってくれました」頼りになる3番打者に、改めて拍手を送った。

 チームを今季初の貯金生活に導いたのは、紛れもなく小笠原だ。初回、1死一塁。左腕・ウォーランドの初球を狙っていた。「初対戦なので迷うことだけやめた。逆らわずにうまく打てた」左中間を破る適時二塁打で先制点をたたき出した。

 同点とされた直後の3回、再びバットが火を噴いた。1死三塁。助っ人左腕の高めのチェンジアップを振り抜いた。鋭い打球が一塁線を破る。2打席連続の適時二塁打。「いい所に飛んでくれた。気持ちだよ」気迫あふれる表情で振り返った。7回にも左越え2点適時二塁打を放ち、ダメを押した。3本の二塁打で4打点をマーク。チームも今季最多の18安打で9点を奪い、圧勝した。

ガッツ猛打賞!巨人が3連勝で貯金「1」― サンケイスポーツ(gooニュース)

坂本4安打固め打ち!巨人18安打で3連勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

鶴岡、古巣から1号に原監督も絶賛の好リード ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

前日に続いて打線爆発、早くも今季最多の18安打で9点を奪って連日の圧勝。
横浜に3連勝して、この勢いを阪神戦にぶつける。なんといっても、3番の小笠原が絶好調なのが心強い。

楽天・永井、8回1失点の好投、大隣に投げ勝つ。

2009-04-10 09:59:04 | 楽天イーグルス
楽天“ニュー永井”10K1勝!8回1失点 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

(パ・リーグ、楽天2-1ソフトバンク、3回戦、楽天2勝1敗、9日、Kスタ宮城)

 ビュ~ン。孝行息子の出現で、再び上昇気流が吹いてきた。6番目の先発・永井が、野村監督の不安を一掃する8回4安打1失点の快投。開幕4連勝が止まったいやな流れを断ち切り、2カード連続の勝ち越しだ。

 「疲れたわい。どうなるかと思ったけど、永井がよう頑張った。きょうは永井でしょ」

 八回に中村紀の三振をめぐって猛抗議を行い、「血圧が200を突破したぞ」と興奮さめやらない野村監督が、3年目の右腕をたたえた。

 今季、先発として一本立ちを期待するのが朝井と永井。前日8日は朝井が2回を持たずKOされただけに、試合前は「永井もダメかな…」と弱気だったが、うれしい誤算だ。

 一回、先頭の本多に初球を三塁打。続く川崎は犠飛。わずか3球で1点を与えた。しかし、永井は踏ん張る。「これが自分にとって開幕戦なんだ」。四回以降は八回まで無安打投球。自己最多タイの10奪三振と危なげない内容だった。

ノムさん退場覚悟!血圧200突破の猛抗議…楽天 ― スポーツ報知

上原、「野球をやっていてよかった」。念願の大リーグ初登板で初勝利。

2009-04-10 09:51:53 | 野球一般
初登板の上原、松井斬りで1勝!「正直、めちゃめちゃうれしい」 ― スポーツ報知

◆オリオールズ7―5ヤンキース(8日・ボルティモア) 

 オリオールズの上原浩治投手(34)がホームでのヤンキース戦に先発し、大リーグデビューを白星で飾った。巨人時代の同僚で、ヤ軍の「4番・DH」の松井秀喜外野手(34)を二ゴロ、遊直、左飛と完ぺきに抑えた。握りを変えて直球とフォークに複数の変化をつけるメジャー仕様の投球術で、5回を5安打1失点と好投。新しい「UEHARA」を見せて、チームを開幕2連勝に導いた。

 拳に力が入った。松井の詰まった打球が左翼ピエーのグラブに収まると、上原はガッツポーズでマウンドを後にした。

 5回2死一塁、松井との3度目の対戦。初球、一塁走者のデイモンが盗塁した。「無視してました」上原はクイックで投げることもしなかった。松井との勝負に集中するためだ。カウント2―2から、外角への“動く直球”で左飛に仕留めた。

「おとりんの一言」

上原が、巨人入団前からの憧れだった大リーグのマウンドに立った。
相手は名門のヤンキース、しかも、かつての巨人の大黒柱・松井との対戦もある。
でも、緊張より夢が実現した嬉しさの方が上だったという。

何はともあれ、初勝利を素直に祝福したい。