でも談話室で紹介されるmhさんや紅葉さんの読まれた本に興味を引かれます。
姜尚中(カン・サン・ジュン)さんの「悩む力」を読みました。
書評を書くのは苦手なので、抜粋を
最終章の一節
生きる力とは、他社とのつながりが必要なのです、相互承認の中でしか、人は生きられません。相互承認によってしか自我はありえないのです。
究極的にに言うと、人間にとって最大の恐怖は「死」です。であるとすれば「老人力」とは「死を引き受ける力」ではないか。
そのためには悩みぬくことが必要、それを避けていてはいつまで経っても怖いでしょう。
そして開き直るのです、「矢でも鉄砲でも持ってこい」、横着者で行けばいいのだ。
若いころは武者小路実篤に、次いで五木寛之・・・いずれもちょっと作為的・偽善性?が見えて飽きがきた。大江健三郎は難しすぎる。
初めて読んだ「姜尚中」ですが、いいかも・・・