じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

助けられて この一年

2008年12月31日 | 日々のこと

今年も終わろうとしている。

百年に一度といわれる金融危機に伴う世界の変動が始まり、

世の中は一段と経済・社会不安の増大が予感される年末である。

  

私にとっても、かってない苦難と不安の年だった。

4月桜の頃 妻が入院した。

妻は何度も何度も抗がん剤治療の苦痛に耐えたが、

残念ながら予後は思わしくない・・・

私は岡山までほぼ週一ペースで通った。

祈るような必死の思いでやってきたように思う。

焦燥の中、慌しく月日が過ぎ去って行くばかりであった。

  

9月、自宅近くの病院へ戻り緩和ケアを続ける。

近頃なんとか肩の力を抜いて対応できるようになった。

輸血と疼痛緩和の日々ながら、今日を無事に迎えられたことを喜んでいる。

また、周りからの暖かい励ましと助けに感謝している。

   

この年末年始、妻と共に穏やかに自宅で過ごせることが

今は何よりの幸せと感じている。

そして春四月、妻の願いは自宅で満開の桜を見ること・・・・。

   

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コメント (1)
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