先週の朝日新聞にモーリシャスに関する記事が載っていた。私がマダガスカルに足しげく出張していた頃は往きと帰りには必ずモーリシャスに寄っていた。日本からマダガスカルへの直行便がなく、モーリシャスを経由しなければマダガスカルには行けなかった。また、モーリシャスに行くにはマレーシアのクアラルンプールからの便しかなかった。1995年ごろからやっと香港からもモーリシャスに行けたので多少は良くなったが、それでも非常に不便を感じていた。マレーシアからも香港からの便もモーリシャスには夜中に着いた。マダガスカル行の便に乗り継ぐには空港で夜を徹するかモーリシャスのホテルに泊るしか手はなかった。1970年代のモーリシャスは「インド洋に浮かぶ貴婦人」と称され、世界中の裕福な人たちが避暑にやってくる優雅な島であった。私が最後にモーリシャスに寄ったのは1996年の4月であったが、その優雅さは変らなかった。
島を取り巻く海岸辺りには敷地を大きくとった高級なホテルが軒を連ねていた。だが、海岸から離れた小高いところにあるジョージタウンは鄙びた町であった。島の中央部に行くに従い、高級ホテルとは全く縁のない人たちの暮らしがあった。マーケットも薄暗く活気がなかった。経費節減のため、一度ジョージタウンのホテルに宿泊したことがあった。朝起きてみるとベッドの周囲に何匹ものゴキブリがいた。朝食も取らずにチェックアウトした。料金は海岸近くのホテルの一割にも満たなかったが、二度と泊る気はしなかった。
新聞には「ヤシの木の何倍もの高さのビル」が建ち並んでいるとの記述あったが、当時はホテルの他の施設も殆どが平屋であった。空港の建物でさえ、管制塔を除いた全てが平屋であった。空港を出てホテルに向かう道の両側には広大はサトウキビ畑が続いていた。新聞にはそのサトウキビ畑の上に高層ビルが建ち並んでいるとも書かれていた。またモーリシャスの物価が日本並みに高いとの詳細な記事もあった。これだけでもモーリシャスの様変わりが伺える。
もともと税率の安いモーリシャスを利用してタックスヘイブン(租税天国)としてアフリカで稼いでいる企業に宣伝したのが法律事務所の「アップルビー」であるらしい。彼らはモーリシャスの利点を多く挙げ、この島に拠点を置けば、幾らアフリカで稼いでもモーリシャスの低い税率だけ払えばいいとのプレゼンテーション資料を作ったとも説明していた。
昔の優雅なモーリシャスは何処に行ってしまうのであろうか?
11月26日付の「折々の写真&雑感」141に関し、英語に堪能な写真仲間の一人から「アイドリング・ストップと云う英語もおかしいのではないか」とのご指摘を頂いた。確かにお説の通りである。暖気運転であるならウォーム・アップ(warm up)或いはウォーム・ドライヴィング(warm driving)とかウォーム・アップ・ランニング(warm up running)と一般に使われているが、単にエンジンをかけっぱなしにし、ガソリンを「空費する」のがアイドル(idle)である。それを止めるのなら「stop idling」(ストップ・アイドリング)が正しいのではないか。
11月の中頃と今月の中頃に上野動物園に行ってきた。11月の動物園の樹々は紅葉とまではいかなかったが、かなり秋が深まった様子に見えたが、それが12月になると既に冬の気配が濃くなっていた。而し、フラミンゴの首の羽の色は夏の面影を残しているようだった。綺麗な色を期待していたのだが、残念であった。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/40、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
此の日はメスのインダ(10歳)が当番を務めていた。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/25秒、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/30秒、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:1600、 f5.6、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/80秒、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/50秒、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
上の二枚は12月になってやっと撮れたモモコの長男である。コモモ、モモカに次いで三匹目の子であるが待っていた長男が10月9日に生まれた。姉たちは長男の誕生直後に非常に興味を持ち、じっと見つめているだけでは物足りず、時には触ってもいたそうだ(飼育員の日報)。
島を取り巻く海岸辺りには敷地を大きくとった高級なホテルが軒を連ねていた。だが、海岸から離れた小高いところにあるジョージタウンは鄙びた町であった。島の中央部に行くに従い、高級ホテルとは全く縁のない人たちの暮らしがあった。マーケットも薄暗く活気がなかった。経費節減のため、一度ジョージタウンのホテルに宿泊したことがあった。朝起きてみるとベッドの周囲に何匹ものゴキブリがいた。朝食も取らずにチェックアウトした。料金は海岸近くのホテルの一割にも満たなかったが、二度と泊る気はしなかった。
新聞には「ヤシの木の何倍もの高さのビル」が建ち並んでいるとの記述あったが、当時はホテルの他の施設も殆どが平屋であった。空港の建物でさえ、管制塔を除いた全てが平屋であった。空港を出てホテルに向かう道の両側には広大はサトウキビ畑が続いていた。新聞にはそのサトウキビ畑の上に高層ビルが建ち並んでいるとも書かれていた。またモーリシャスの物価が日本並みに高いとの詳細な記事もあった。これだけでもモーリシャスの様変わりが伺える。
もともと税率の安いモーリシャスを利用してタックスヘイブン(租税天国)としてアフリカで稼いでいる企業に宣伝したのが法律事務所の「アップルビー」であるらしい。彼らはモーリシャスの利点を多く挙げ、この島に拠点を置けば、幾らアフリカで稼いでもモーリシャスの低い税率だけ払えばいいとのプレゼンテーション資料を作ったとも説明していた。
昔の優雅なモーリシャスは何処に行ってしまうのであろうか?
11月26日付の「折々の写真&雑感」141に関し、英語に堪能な写真仲間の一人から「アイドリング・ストップと云う英語もおかしいのではないか」とのご指摘を頂いた。確かにお説の通りである。暖気運転であるならウォーム・アップ(warm up)或いはウォーム・ドライヴィング(warm driving)とかウォーム・アップ・ランニング(warm up running)と一般に使われているが、単にエンジンをかけっぱなしにし、ガソリンを「空費する」のがアイドル(idle)である。それを止めるのなら「stop idling」(ストップ・アイドリング)が正しいのではないか。
11月の中頃と今月の中頃に上野動物園に行ってきた。11月の動物園の樹々は紅葉とまではいかなかったが、かなり秋が深まった様子に見えたが、それが12月になると既に冬の気配が濃くなっていた。而し、フラミンゴの首の羽の色は夏の面影を残しているようだった。綺麗な色を期待していたのだが、残念であった。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/40、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
此の日はメスのインダ(10歳)が当番を務めていた。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/25秒、 露出補正:-1、 WB:オート、PLフィルター使用。
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上の二枚は12月になってやっと撮れたモモコの長男である。コモモ、モモカに次いで三匹目の子であるが待っていた長男が10月9日に生まれた。姉たちは長男の誕生直後に非常に興味を持ち、じっと見つめているだけでは物足りず、時には触ってもいたそうだ(飼育員の日報)。