ミネソタ州の州都であるミネアポリスで、警官に首を押さえつけられて黒人が死亡した事件があった。その後にミネアポリスに就いての記事が新聞に掲載された。非常に詳しく書かれていたが、無機質な記事であり、私が受けた印象とはかなり違っていた。
ロサンゼルスからミネアポリスの空港に初めて降りたのは何十年か前のことであるが、黒人の姿を見かけることはなかった。非常に奇異な印象を受けた。迎えに来てくれた取引先の役員でもある営業部長は「ロサンゼルスとはかなり違うでしょう」と云った。当時のミネソタ州の黒人の比率は僅か2%だった。黒人とヒスパニック、それにアジア人の中に白人が埋もれているようなロサンゼルスとは全く違う国に来たように思えた。
アメリカ空軍に勤務していた時に、非常に仲の良かった少尉から「ミネアポリスに行く事があったら、ホテルに泊らず、是非従兄の家に泊ってくれ」と云われていた。既にアメリカに戻っていたが、今回の出張前にその計画を伝えるとすぐに先方に連絡を取ってくれた。後で知ったことだったが、当時は少尉だった彼は少佐に昇進していた。
ミネアポリスで面倒をみて下さったのは少尉とはかなり年の離れた従兄であった。私にあてがわれた部屋のベランダの下は直ぐに湖だった。「この部屋は、冬季は閉鎖するんだ。凍りついてしまう」と説明してくれたのは従兄の退役軍人で、元空軍大佐であった。対岸が見えぬ程の広大な湖が人造湖であることに驚いた。不動産会社が、此処に住宅地を造成することに先立ち、湖を作ったのだ。
休日に大佐の長男がミネアポリスを案内してくれた。名前は忘れたが、アメリカで最初に作られたと云う銀色に輝くドーム球場があった。ミネソタ・ツインズの本拠地である。そして川幅が30センチもないミシシッピー川の源流。お昼を食べた後に昔からある住宅街に連れて行ってくれた。そこはヨーロッパを想像させた。アメリカ大陸に渡って来た初期の移民が開拓した歴史がある街だからだと長男が説明してくれた。
ミネアポリスの最後の夜に取引先の営業部長が夕食に招待してくれた。そのレストランはビルの最上階にあった。ビルは新しかったが、エレベーターの振動は激しかった。
ミネアポリスで接した人たちは、警官も含めて非常に大人しく、親切で粗暴なところは全く感じなかった。歴史の深いヨーロッパの人たちと接しているようだった。
以下の写真は、いつもの写真仲間との再開後の神代植物公園に行くに先立ち、私一人で様子を見に行った時のものである。バラ園と温室以外では人に会うことは殆どなかった。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:100、 f16、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
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キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f16、 1/50秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
ロサンゼルスからミネアポリスの空港に初めて降りたのは何十年か前のことであるが、黒人の姿を見かけることはなかった。非常に奇異な印象を受けた。迎えに来てくれた取引先の役員でもある営業部長は「ロサンゼルスとはかなり違うでしょう」と云った。当時のミネソタ州の黒人の比率は僅か2%だった。黒人とヒスパニック、それにアジア人の中に白人が埋もれているようなロサンゼルスとは全く違う国に来たように思えた。
アメリカ空軍に勤務していた時に、非常に仲の良かった少尉から「ミネアポリスに行く事があったら、ホテルに泊らず、是非従兄の家に泊ってくれ」と云われていた。既にアメリカに戻っていたが、今回の出張前にその計画を伝えるとすぐに先方に連絡を取ってくれた。後で知ったことだったが、当時は少尉だった彼は少佐に昇進していた。
ミネアポリスで面倒をみて下さったのは少尉とはかなり年の離れた従兄であった。私にあてがわれた部屋のベランダの下は直ぐに湖だった。「この部屋は、冬季は閉鎖するんだ。凍りついてしまう」と説明してくれたのは従兄の退役軍人で、元空軍大佐であった。対岸が見えぬ程の広大な湖が人造湖であることに驚いた。不動産会社が、此処に住宅地を造成することに先立ち、湖を作ったのだ。
休日に大佐の長男がミネアポリスを案内してくれた。名前は忘れたが、アメリカで最初に作られたと云う銀色に輝くドーム球場があった。ミネソタ・ツインズの本拠地である。そして川幅が30センチもないミシシッピー川の源流。お昼を食べた後に昔からある住宅街に連れて行ってくれた。そこはヨーロッパを想像させた。アメリカ大陸に渡って来た初期の移民が開拓した歴史がある街だからだと長男が説明してくれた。
ミネアポリスの最後の夜に取引先の営業部長が夕食に招待してくれた。そのレストランはビルの最上階にあった。ビルは新しかったが、エレベーターの振動は激しかった。
ミネアポリスで接した人たちは、警官も含めて非常に大人しく、親切で粗暴なところは全く感じなかった。歴史の深いヨーロッパの人たちと接しているようだった。
以下の写真は、いつもの写真仲間との再開後の神代植物公園に行くに先立ち、私一人で様子を見に行った時のものである。バラ園と温室以外では人に会うことは殆どなかった。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
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