TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 339

2021年08月20日 | エッセイ
 昨日(8月19日付)の朝刊を見て、我々日本人は如何に不幸であるかを感じた。タリバンが占拠したアフガニスタンからの脱出に、他の国々は軍用機や民間機をチャーターして自国民と自国に協力したアフガニスタン人を脱出させたと報じられていた。それに引き換え、我が国は脱出の必要がある500人もの人がいるのに、12人の大使館員をイギリスの軍用機に乗せて貰いドバイに脱出させただけのようである。それ以外には何の手も打っていない。

 ニュージーランドではたった6人の感染者が出ただけで街をロックダウンさせた。日本にはその法律がないから出来ないと云うなら、法律をすぐに作ればいいではないか。

 「安心安全なオリンピック」とお題目を唱えるだけで、全てが安全に大会を開けると考えている首相、官邸、オリンピック関係者。実際に安全だったか?東京都の感染者が日に5,000人を超える状態でリンピックを開く意味などあったのか?名前は忘れたが、コメンテーターの一人が「選手村を臨時の待機場所にすれば、自宅療養者の命が救える」と云っていた。全くその通りだ。オリンピックに用意されていた医師と看護師をそれに振り向ければ大勢の日本人の命が救えた筈だ。「IOCが開催を決めたから」予定通りオリンピックを開催するのだと云うが、このような状態では日本国として開催を中止すべきだった。IOCにとってみれば、日本の困窮は対岸のことだ。彼らに莫大な放映料が入ればいいだけのことだ。

 オリンピック後は医療が逼迫、いや崩壊し感染者には自宅療養を強いている。その上、懲りずにパラリンピックを開催する。

 一部の野党の政治家以外、医療専門家もジャーナリストも正面切ってオリンピック、パラリンピックの中止を訴えない。どうしたわけか。

 今の首相が提唱した「GoToトラベル」と「GoToイート」に依って感染者が増大した。その責任を取るどころか、感染拡大の悪者として飲食店を指し、県をまたいでの外出を禁じている。こんなへんてこりんな政策を取る首相と官邸をこれ以上信用出来ない。

 尖閣列島の周辺には中国からの漁船や公船が群がっている。竹島は占拠されたままになっており、拉致被害者の救出も手つかずである。アフガニスタンからアメリカ軍が撤退したことに依り、台湾でも同じことが起きるのではないかと一部の人たちが心配している。日本でも同じことが云える。「折々の写真&雑感」に述べたことがあるが、日本に駐留しているアメリカ軍が、日本が中国から侵略を受けた場合、本気で守るとは限らない。私はさっさと引き上げてしまうと考えている。日本に彼らが駐留しているのは自国の為だけである。私はそのように考えている。

 こんな時こそ、余計なことは全て中止し日本人が一丸となって国難に立ち向かうべきではないのか。日本の国力と優秀な日本人の知力をもってすれば全てが解決すると私は信じる。

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