~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

超激レア・ウミウシ ハナデンシャ 現る !!!!!

2010-08-25 10:20:05 | ・ウミウシ関連(ダイビング含)
2010.8.22 ウミウシ探索隊出動~♪

シュノーケリングをしていたら、な、な、なんか、目の前をふわふわと浮遊しています。
む、む、む・・・・・これは!!!! そうです、あの「ハナデンシャ」が浮遊していたのでし
た!!!
いや~、感激でしたよ。探そうとしても探せるものではないし(他のウミウシも同じか・
笑)、前日、ネットで、何故か富津のハナデンシャの写真を見たところで・・・う~ん、幾
つかの偶然(必然?)が重なって、この出逢いに繋がっているわけで・・・←意味不明か・


もっとも見たかったウミウシの一つで、おそらく見れるとしたら水族館だろうと思っていた
だけに、ホントに嬉しかったです^^

兎にも角にも、忘れらない、記憶に残る、素晴らしい一日となりました。お誘い頂いたニシ
メガネザルさん&ウミウシの神さまに感謝感謝です。ありがとうございました。



ハナデンシャの旅立ち♪


ハナデンシャ 50mm位
水面近くを浮遊していました。無理に浅場に着停させての撮影のため、全体的に膨らんでい
て、二次鰓も小さいままです。浮遊体制の場合、全体的にふっくら膨らんでいます。また、
先にアップした動画のように腹足部分を丸めて「瓜」のような形状になって漂い移動するよ
うです。南の国から黒潮に乗ってやってきたのかな^^


ハナデンシャ 50mm位
水槽の中で落ち着くと全体的な膨らみが消えて、よりドーリスっぽくなります。二次鰓も大
きくなっています。排泄物は髪の毛のように細い。外套膜部分の紅い苺のような突起部分
(7箇所?)の白い箇所が発光するようですね。
ハナデンシャの発光の様子は、こちら

このような状態の形状を見ると、フジタウミウシ科だとよく解ります。うっすらと内部が透
けていて、前方の赤い部分と、その下の黒い部分の間に心臓があるようで、ドクドクと動い
ていました。

ハナデンシャ
ハナデンシャは本州中部以南の沿岸に生息するウミウシの一種。鮮やかな赤や黄色の斑点を
持ち、その鮮やかさから「花電車」(パレード用に電飾を施した路面電車)の名が付いた。
しかし網にかかってもすぐに死んでしまい、体も縮むため捕獲はまれで、生態もあまり知ら
れていない。
海底の泥質地に棲み、海中に浮いていることもある。体長10~15センチとウミウシのなかで
は大型で、楕円形をしている。本来は温かい海に生息している場合が多いため、南方から黒
潮に乗って来たと思われる。餌はカイメンだと推測されているが詳しい生態は不明である。
また、貝の仲間では珍しく、刺激を受けると青白く生物発光をする。(by wiki)
コメント (8)
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