ちょっと、他のブログ投稿関連で、面白そうな「色」の話がありますので解り易く書いて
おきましょう。(と思って書き上げたけど、ややこしいか・笑)
私たちは、五官(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)によって、この世の中の事象を認識して
います。
そのうちの「視覚」・・私たち人間には、なぜ色が見えるのでしょう?
私たちは、眼から入ってくる光(可視光)を認識して「色」を見ているわけですが、光の三
原色(赤、緑、青)に対応している三種類の神経細胞が情報をまとめて脳に送り、色を見せ
てくれているのです。
赤外線~
~紫外線
今、見ている上記の色が、可視光の範囲です。
太陽の光には、これらの可視光総てが含まれていて、太陽の光が、例えば卵の黄身に当たる
と、黄色以外の色は卵の黄身に吸収され、黄色だけが反射されて、黄色に見えるわけです。
卵の黄味が黄色なのではなくて、太陽の光の反射する色が黄色なわけです。
光の波長に対する感受性は人によって微妙な違いがあり、厳密にいえば、ひとりひとりの見
ている色というものは完全に同じではありません。この差は民族や住む環境が違うと(日照
の差が原因のひとつです)かなり大きくなることがあり、例えば日本で生産されたカラーテ
レビをヨーロッパに輸出するときには、三原色のバランスをかなり変えて調整されていま
す。
人間以外の他の動物達にとっては色はどのように見えるのでしょうか。例えば蜜蜂の場合、
赤に対応する波長の電磁波は見えませんが、黄色あたりから感じるようになり、紫を越え
て、普通人間には見ることのできない、紫外線の波長領域まで感じ取ることが知られていま
す。蜜蜂たちが人間と同じような色として知覚しているかは知る方法がありませんが、私達
にとっての色の世界とは、かなり違っているらしいということは容易に察しが付きます。
神経の構造から、人間は猫よりも細かな部分を見分け、超音波を見ることのできる蝙蝠は、
透明なガラス板もはっきりと知覚できます。
ところで、この可視光は、「電磁波」です。電磁波は、波長の長いものから短いものまで
あります。
これを波長の長いものから並べてみると、
AMラジオの電波~短波ラジオの電波~FMラジオの電波~GPSの電波(ナビゲーター)~携帯
電話の電波~無線LANの電波~赤外線~可視光線~紫外線~X線~ガンマ線となります。
とまあ、こんなわけですが、何が言いたいのかというとですね、光の三原色を赤、緑、青
を認識できるように神さまが我々に能力を与えてくれたからこそ、美しいものを見ること
ができるんですね。モノクロの世界しか認識できなければ虹を見ることもできなかったで
しょう。
しかし、もしかしたら、もっともっと今見ている世界よりも、美しい世界を感識する領域
があるのかもしれません。(多彩な色や識別方法)
というわけで、視覚一つとっても、私たちは、この世の中のごく一部しか見ていないという
ことになるのです。光の三原色に基づいた色合いの世界が外にあるのではなくて、心の中に
創り上げているんですね。(黄味が黄色なのではなくて、太陽の光の反射する色が眼を通し
て、その色が「黄色」だと個人個人が心の中に創り上げている。)
この事実が色々な宗教において、「この世は幻(マーヤ)である」と言われている理由であ
り、「あなた達は目に見えるものによって眼を覆われている」という言葉の真意でもあるわ
けです。
おきましょう。(と思って書き上げたけど、ややこしいか・笑)
私たちは、五官(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)によって、この世の中の事象を認識して
います。
そのうちの「視覚」・・私たち人間には、なぜ色が見えるのでしょう?
私たちは、眼から入ってくる光(可視光)を認識して「色」を見ているわけですが、光の三
原色(赤、緑、青)に対応している三種類の神経細胞が情報をまとめて脳に送り、色を見せ
てくれているのです。
赤外線~

今、見ている上記の色が、可視光の範囲です。
太陽の光には、これらの可視光総てが含まれていて、太陽の光が、例えば卵の黄身に当たる
と、黄色以外の色は卵の黄身に吸収され、黄色だけが反射されて、黄色に見えるわけです。
卵の黄味が黄色なのではなくて、太陽の光の反射する色が黄色なわけです。
光の波長に対する感受性は人によって微妙な違いがあり、厳密にいえば、ひとりひとりの見
ている色というものは完全に同じではありません。この差は民族や住む環境が違うと(日照
の差が原因のひとつです)かなり大きくなることがあり、例えば日本で生産されたカラーテ
レビをヨーロッパに輸出するときには、三原色のバランスをかなり変えて調整されていま
す。
人間以外の他の動物達にとっては色はどのように見えるのでしょうか。例えば蜜蜂の場合、
赤に対応する波長の電磁波は見えませんが、黄色あたりから感じるようになり、紫を越え
て、普通人間には見ることのできない、紫外線の波長領域まで感じ取ることが知られていま
す。蜜蜂たちが人間と同じような色として知覚しているかは知る方法がありませんが、私達
にとっての色の世界とは、かなり違っているらしいということは容易に察しが付きます。
神経の構造から、人間は猫よりも細かな部分を見分け、超音波を見ることのできる蝙蝠は、
透明なガラス板もはっきりと知覚できます。
ところで、この可視光は、「電磁波」です。電磁波は、波長の長いものから短いものまで
あります。
これを波長の長いものから並べてみると、
AMラジオの電波~短波ラジオの電波~FMラジオの電波~GPSの電波(ナビゲーター)~携帯
電話の電波~無線LANの電波~赤外線~可視光線~紫外線~X線~ガンマ線となります。
とまあ、こんなわけですが、何が言いたいのかというとですね、光の三原色を赤、緑、青
を認識できるように神さまが我々に能力を与えてくれたからこそ、美しいものを見ること
ができるんですね。モノクロの世界しか認識できなければ虹を見ることもできなかったで
しょう。
しかし、もしかしたら、もっともっと今見ている世界よりも、美しい世界を感識する領域
があるのかもしれません。(多彩な色や識別方法)
というわけで、視覚一つとっても、私たちは、この世の中のごく一部しか見ていないという
ことになるのです。光の三原色に基づいた色合いの世界が外にあるのではなくて、心の中に
創り上げているんですね。(黄味が黄色なのではなくて、太陽の光の反射する色が眼を通し
て、その色が「黄色」だと個人個人が心の中に創り上げている。)
この事実が色々な宗教において、「この世は幻(マーヤ)である」と言われている理由であ
り、「あなた達は目に見えるものによって眼を覆われている」という言葉の真意でもあるわ
けです。