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陸自新機関銃はMINIMI(B)

2023年02月04日 | ミリタリー

陸自の普通科分隊支援火器といえば、
世界中で多く採用されているMINIMIですが、
陸自のMINIMIは初期型のMINIMI Mk1。
そろそろ分隊支援火器も更新時期に…
国内でライセンス生産していた住友重機械工業でしたが、
検査データ改ざん発覚や採算が取れないことで防衛産業から撤退。
海外製で次期機関銃選定が行われていました。
FN MINIMI Mk3とH&K MG4の2機種で行われていたみたいです。
そして1月23日の防衛省HPで下記の公表が。

選定した新たな重要装備品等
○ 極超音速誘導弾の研究【研究開発】
○ 島嶼防衛用高速滑空弾(能力向上型)の開発【研究開発】
○ 03式中距離地対空誘導弾(改善型)能力向上型の開発【研究開発】
○ 目標観測弾の開発【研究開発】
○ UUV管制技術に関する研究【研究開発】
○ 新型機雷(小型機雷)の開発【研究開発】
○ ドーザ(装甲付き)(仮称)【量産】
○ 次期装輪装甲車(人員輸送型)(仮称)【量産】
○ UAV(中域用)機能向上型【量産】
○ 5.56mm機関銃MINIMI(B)【量産】
○ 新対人狙撃銃(仮称)【量産】
○ 92式信管(改善型)(仮称)【量産】
○ 12式地対艦誘導弾能力向上型(地発型)(仮称)【量産】
○ 島嶼防衛用高速滑空弾(仮称)【量産】
○ 回転翼哨戒機SH-60K(能力向上型)【量産】
○ 哨戒機用新空対艦誘導弾【量産】
○ 静粛型動力装置搭載魚雷【量産】
○ 地上電波測定装置(J/FLR-4A)の換装【量産】
○ トマホーク【量産】

5.56mm機関銃MINIMI(B)って記されています。
ということは、H&K MG4は落選し、
FN MINIMI Mk3に決定したということですね。
MINIMIを使い慣れてる陸自ですし、
そのMINIMIが更に、
いろんな体格・装備状態でも使いやすくなってるそうなので、
MINIMIの更新はMINIMIで良かったのではないでしょうか。
ただ多くの国が採用するMINIMI Mk3は7.62mm銃身の方だそうで、
以前から火力不足が心配されている陸自の5.56mm銃身の分隊支援火器。
小銃弾と共用できるのが強みですが、
実戦になったらどうでしょうか…
でもこれでまだほんの少し残ってると言われている、
62式機関銃が更新されるのは喜ばしいことです。

上記画像はFNハースタル社HPより

ところで「新対人狙撃銃(仮称)」という文字も目に飛び込んできます。
なんとボルトアクションを捨てて自動小銃型の狙撃銃に。
HK417と言われていますが、
今までの陸自の対人狙撃の運用を米軍みたいにしちゃうんでしょうか…

コメント (2)
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