つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

果肉も真っ赤なストロベリー

2011-12-14 20:05:11 | 日記
ランチに時々行くインドカレーのお店にある書道の作品にきゅんとする。
それを見るという思い先行で、インドカレーを食べにいこうかなと思うくらいだ。
うまく説明がつかないけど、きゅんとする、心をつかまれるということに意味がありそうで。

私はいつも今さらにしか流行を追えないのだけど、もうこれは今までの今さらよりも更に今さらだけど、ブルーハーツやエレファントカシマシ、サンボマスターなどのロックな人たちが狂ったように歌っているのに心をつかまれている。
ロックは斉藤和義から入ったといえばそうで彼のことは大好きなのだが、彼とは違うもっと思いの爆発的な表現に心震わされる。

私は昔彼らが歌うのを見て、全く理解できないと思ったし近づきたくないと思っていた。
あー狂った人もいるものだ、とそのくらいに思っていた。
私とは関わりのない人だし、なんだか怖いとすら思っていた。

だからずっと避けてきたし、目に耳に入れないようにしてきた。
だから全くと言っていいほど、彼らの超有名な曲を私は知らない。

最近になって、私がyoutubeで検索するその関連動画に非常によく彼らが出てくるので少しの怖いもの見たさでリンク先に行ってみた。
夜寝る前に電気を消した後、スマートフォンでそんなものを見て、どきどきしてしまって次から次へとその関連動画に飛んでしまう。
もう寝ないとと思って見るのをやめると、どきどきを引きずりつつもどすんと眠りに落ちる。
必然的に寝るのが遅いので、朝目覚ましが聞こえない。

「ブルーハーツってほんと最高だね!」だなんて、何を今さら、と呆れられる。
私だってこれまでの今さら以上に今さらであることはわかっている。
それでも私は今彼らのことが少しだけわかるようになって、わかるというよりは理解しようとする姿勢になれて、「ほんといいね!ほんとすごいね!」と今言いたい。
ビッグバンみたいな表現に私は釘付けで、ともすれば泣いてしまいそうなくらいで、自分のそんな状態はなんでだろうと理性的な私が後ろから追ってくる。

“ほんと”の定義は難しいけれど、“ほんと”のことが知りたいと思う。
魂とか情熱とか、むさ苦しいと思っていたけれど、そしてもうちょっとスマートな私を装っていたい気もするけれど、強い魂とか熱い情熱を持っている人が好きだし私もそうありたいとやっぱり思う。


amazonに注文していた谷川俊太郎の『夜のミッキーマウス』が届いた。
夜の紺をイメージしたカバー。
先生のブログから買った本4冊目。