つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

地球になった私

2011-12-20 21:59:57 | 日記
私は活字を読むのが得意ではないし理解して自分の中に取り入れるまでに時間がかかるので、忙しいと世の中で起こっている情報にとても疎くなる。
ブックマークしているポータルサイトやら誰かのブログは数十個あって、いつも見るものはそのうち10個くらいだが、何かに追われているとそれを習慣として読んだとしても読んでいないと等しいくらいに素通りしてしまう。

何かをインプットするには単純にそれに触れる時間と、さらにそれを咀嚼する時間が要る。

会社という場所は私にとってかなり閉鎖的な場所で、情報が限りなく制限される場所であると思う。
もちろんある分野に精通することはできるようになるのかもしれない。
しかし「社会に出る」というと視野が開けいろんなものを手に入れられるように思うが、「社会に出る」ということは「会社に入る」ということとほぼ同義であって忙殺されてしまうと視野はとても狭くなる。
もちろん私の仕事のスタンスやもともとの怠慢な性格がそうさせるのだが、世の中や自分の好きなことに意識的目を向けていかなけばならないと思う。


夜寝る前に、ベッドの枠につけているクリップライトを点ける。
それから部屋の電気を消して、ベッドに上がってからクリップライトの明かりをを消す。
カチッとスイッチを切り替える。
明かりがなくなって暗くなる瞬間、舞台の緞帳が下りきるように、何かが終わるような気分になる。
悲観でもなんでもないのだが、本当に終わってもいいとそのときは思う。
カチッという音で暗転、あっけなく、幕切れ。

しかし次の瞬間、携帯の明かりを点けて、読み物を読んでyoutubeを立ち上げる。
「情熱の薔薇」を聞きながら寝てしまったようで、朝携帯にはyoutubeが立ち上がったままになっていた。
なぜ激しめの曲を聞きながらしかもどきどきしながら眠りに急降下できるのか不思議だ。