つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

雫ちゃん

2012-09-20 14:20:40 | 日記
もう涼しくなってくれてもいいやと、夏の終わりを嘆くのはやめようと、まだまだ暑いときに思っていたけれど、実際に涼しくなってしまうと途端に悲しくなる。
ソルダムももうスーパーを3軒はしごしても見当たらない。
やっぱりどんなに想像していたって構えていたって、その“今”の感情や生理現象にはかなわない。

花屋さんの前を通る。
花屋さんは独特な匂いがする。
花の香りというよりは、断ち切られた茎から発せられているような湿った植物の匂い。
スーパーの青果コーナーも似た種類の匂いがする。

アジサイがまた出てきているけれど、アジサイはこの季節にもまた花の季節があるのだろうか。
すぐ会社に戻らなければならないというのに、立ち止まって眺めて、手に取って。
持って帰ってもすぐに水に生けてあげることはできない、買ってはだめだ。

週末の楽しみにしようとなんとか思いとどまる。

『人生はビギナーズ』
『トレインスポッティング』

いつものようにDMMから、予約してあるリストのうち、貸出可能なものから送られてくるわけだけれど、全くもってリストに追加した記憶がない。
この二つの映画の共通点はユアン・マクレガー主演だということなのだが、もはやこれを借りた経緯が何一つ思い出せない。
ユアン・マクレガーが好きなわけでも特にない。
2作それぞれの監督が好きなわけでも別にない。
いつ予約したのかも覚えてないが、何を思っていたのだろう。


耐えるか、逃げるか。
逃げてもいい、逃げたらたぶん、良くも悪くも新しさというものが目くらましをしてくれる。
でも、逃げたところで、本質的に逃れられるかはわからない。
では耐えるかというと、それはそれで抜けたときは本当に抜けたということを意味する。

耐えるか、逃げるか。
なんとなく耐えると思っているうちは、逃げたくないということに同じだ。
それが意味するところは、限りなく他力本願なことだ。

その前のショック療法、みたいなものだろうか。