久しぶりの海外ドラマ「ブレイキングバッド」は、アメリカのテレビドラマらしいテンポの早い何ともジャンキーな刺激物であった。
ジャンキーというのはこの場合、薬物中毒の意味ではなくて、視聴側を驚かせるための仕掛け、演出とでも言おうか。
しかしファーストシーズンを見終えて、この後を観るか躊躇っている。
セカンドシーズンまで借りてしまっているので、それもどうするか。
観てもいいけれど観なくてもいい、という感じ。
既に5シーズンまで出ている。
肺ガンで余命2年ほどを宣告された主人公ウォルター(高校の化学教師、50歳)。
障害をもった息子と40歳手前にして身重な妻が家族。
死ぬ前に金を作ろうと、かつての教え子の麻薬売人と手を組んで覚せい剤を作り始める。
薬品で死体を溶かして天井ごと抜けたり、むしゃくしゃしただけの腹いせで高級車を爆破させたりする。
そのどんちゃん騒ぎに余命いくばくかの家族物語も指し込まれているのだから大変である。
その上、主人公の妻の妹は盗難癖があったり、その夫は麻薬取締官だったりする。
結局最後は迷いながらもファイナルシーズンまで観た「デスパレートな妻たち」も同様のジャンキーさを多分に含んでいた。
同じくらい痛快で無茶苦茶なのだけど、「デスパレートな妻たち」の方がポップであって示唆に富んでいたように思う。
私が好んで観てきたアメリカの海外ドラマ、「グレイズアナトミー」や「Lの世界」などは、テンポの早さと私にとっての示唆を含んでいるものを面白いと感じて観てきた。
要は、たとえ物語と関係なくとも、「良いこと言うなあ」という感じが欲しいのである。
しかし「ブレイキング・バッド」にはそれが少ない。
余命を描く家族物語はありきたりだし、ジャンキーさもファーストシーズンにして慣れられるくらいだった。
あと、これは昔からそうだけれど、私は暴力シーンが苦手ということもある。
絶対に見られないということもないけれど、暴力シーンで痛快さを感じることは全然ない。
あと、ガンで余命が迫っているという状況もやはりあまり見たいものではない。
否応なく未だ思考は飛んでしまう。
もったいないという理由で、セカンドシーズンは観るだろう。
しかし、その時間、他のことに余すことなく費やせるならそちらの方が良い気もしている。
しかし、観てしまうだろうと思う。
「オモクリ監督~O-Creator’s TV show~」という番組が思いがけず面白かった。
特に千原ジュニアが作った料理番組VTR。
誰かがYouTubeに上げてくれたら、いもうとに送ってしまうと思う。
今まで特に観たいテレビ番組というのはあまりなかったのだけれど、最近スケジュールにまで入れて観ている番組がいくつかある。
ドラマはまあ見逃しても後から見られるからいいとして、他の番組は逃してしまうと観られないことも多い。
それに、借りるほどでもないけれど暇なら観たい映画なども録っておけたらいい。
それに、テレビってやっぱりすごいな、と思ったりもする。
キーワードを入力するだけで録画してくれるのが当たり前の昨今で、私は未だ「ドラマ曜日」に走って帰る、みたいなことをしている。
見逃したドラマを先輩に頼んで録画してもらって、それを借りたら再生できず、先輩のディスクはブルーレイだったことに3日後に気が付く、みたいなこともしている。
huluなどのネット配信で借りる・返すなどしなくても多くのものを観ることができることも知っているけれど、ツタヤに通ってレンタル期限に迫られて睡眠不足になり、挙げ句その内容もあまり入っていない、みたいなことにもなっている。
ガラケーを使っている友人が、妹のスマホを使って電車の乗り換えを検索し、それを自分のガラケーで写真を撮って保存しているということを聞いたときに私は友人のことを笑ったけれど、私も似たようなものである。
そういえば昔、MDが出回って久しい頃、MDを初めて手に取った私は力づくでMDの中の丸いディスクのようなものを取り出そうしたことがあるのも同じ友人であった。
テレビの外付けハードディスクについて、誰かに相談しようと思う。
こういうものを買うとき、一人で適切な物を買える気がしないし、一人でセットできる気もしない。
良い句だなあ、なんて。
新米とロックンロールを夢に見て

ジャンキーというのはこの場合、薬物中毒の意味ではなくて、視聴側を驚かせるための仕掛け、演出とでも言おうか。
しかしファーストシーズンを見終えて、この後を観るか躊躇っている。
セカンドシーズンまで借りてしまっているので、それもどうするか。
観てもいいけれど観なくてもいい、という感じ。
既に5シーズンまで出ている。
肺ガンで余命2年ほどを宣告された主人公ウォルター(高校の化学教師、50歳)。
障害をもった息子と40歳手前にして身重な妻が家族。
死ぬ前に金を作ろうと、かつての教え子の麻薬売人と手を組んで覚せい剤を作り始める。
薬品で死体を溶かして天井ごと抜けたり、むしゃくしゃしただけの腹いせで高級車を爆破させたりする。
そのどんちゃん騒ぎに余命いくばくかの家族物語も指し込まれているのだから大変である。
その上、主人公の妻の妹は盗難癖があったり、その夫は麻薬取締官だったりする。
結局最後は迷いながらもファイナルシーズンまで観た「デスパレートな妻たち」も同様のジャンキーさを多分に含んでいた。
同じくらい痛快で無茶苦茶なのだけど、「デスパレートな妻たち」の方がポップであって示唆に富んでいたように思う。
私が好んで観てきたアメリカの海外ドラマ、「グレイズアナトミー」や「Lの世界」などは、テンポの早さと私にとっての示唆を含んでいるものを面白いと感じて観てきた。
要は、たとえ物語と関係なくとも、「良いこと言うなあ」という感じが欲しいのである。
しかし「ブレイキング・バッド」にはそれが少ない。
余命を描く家族物語はありきたりだし、ジャンキーさもファーストシーズンにして慣れられるくらいだった。
あと、これは昔からそうだけれど、私は暴力シーンが苦手ということもある。
絶対に見られないということもないけれど、暴力シーンで痛快さを感じることは全然ない。
あと、ガンで余命が迫っているという状況もやはりあまり見たいものではない。
否応なく未だ思考は飛んでしまう。
もったいないという理由で、セカンドシーズンは観るだろう。
しかし、その時間、他のことに余すことなく費やせるならそちらの方が良い気もしている。
しかし、観てしまうだろうと思う。
「オモクリ監督~O-Creator’s TV show~」という番組が思いがけず面白かった。
特に千原ジュニアが作った料理番組VTR。
誰かがYouTubeに上げてくれたら、いもうとに送ってしまうと思う。
今まで特に観たいテレビ番組というのはあまりなかったのだけれど、最近スケジュールにまで入れて観ている番組がいくつかある。
ドラマはまあ見逃しても後から見られるからいいとして、他の番組は逃してしまうと観られないことも多い。
それに、借りるほどでもないけれど暇なら観たい映画なども録っておけたらいい。
それに、テレビってやっぱりすごいな、と思ったりもする。
キーワードを入力するだけで録画してくれるのが当たり前の昨今で、私は未だ「ドラマ曜日」に走って帰る、みたいなことをしている。
見逃したドラマを先輩に頼んで録画してもらって、それを借りたら再生できず、先輩のディスクはブルーレイだったことに3日後に気が付く、みたいなこともしている。
huluなどのネット配信で借りる・返すなどしなくても多くのものを観ることができることも知っているけれど、ツタヤに通ってレンタル期限に迫られて睡眠不足になり、挙げ句その内容もあまり入っていない、みたいなことにもなっている。
ガラケーを使っている友人が、妹のスマホを使って電車の乗り換えを検索し、それを自分のガラケーで写真を撮って保存しているということを聞いたときに私は友人のことを笑ったけれど、私も似たようなものである。
そういえば昔、MDが出回って久しい頃、MDを初めて手に取った私は力づくでMDの中の丸いディスクのようなものを取り出そうしたことがあるのも同じ友人であった。
テレビの外付けハードディスクについて、誰かに相談しようと思う。
こういうものを買うとき、一人で適切な物を買える気がしないし、一人でセットできる気もしない。
良い句だなあ、なんて。
新米とロックンロールを夢に見て

