つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

アウトソース

2014-11-24 16:38:12 | 日記
クロームキャストというものを買った。
Youtube大好きな私にとって、これは本当に感激的なものであった。

そもそも事の発端は、テレビを録画する外付けハードディスクを買おうと思って、その方面に詳しい人に相談していたら、こんなのもあるよということで紹介されたのがクロームキャストだった。
値段も4500円程度なので、外付けハードディスクを3万のものにするか、4万のものにするかという面倒な悩みより目先的に簡単だったのでつい買ってしまったのだった。

もちろん、機能は全然違うものである。
クロームキャストはYouTubeなどの動画再生をテレビ画面で行うためのもので、録画などはできない。

しかし、普段音楽映像やドラマなどまでスマートフォンで見ることが多い私にとって、テレビ画面で見られるということはなんと素晴らしいことか。
画面が大きいので格段に見やすいことに加え、テレビのスピーカーなので音量も迫力があり、そして何より、スマートフォンを手で持っていなくても良いので、手放しで動画を楽しめるのである。
ノートPCだってタブレットだって、あんなに画面は大きくないし、ノートPCでさえ腿に置いて見ることを考えると、手放しで大画面で見られるということの素晴らしさがお分かりいただけるだろうか。

普通にテレビやDVDを見ることと同じであるので誰でも想像できると思うが、それがYouTubeの動画なのである。
いや、それも、そりゃそうだ、と言ってしまえばおしまいなのだけれども、とにかくこれまでの私の状況からすると超画期的であり、感動的体験であったのだ。

まあちなみに、私のテレビは32型なのでテレビで言うところの大画面でもないのだけど、ノートPCの画面が大きいものも32型のテレビには適わないだろう。

また、動画の受信自体はクロームキャストが行っているようなので、その間YouTubeを閉じて、スマートフォンで別の操作が可能である。
それに、普段なぜかiPhone端末はWiFiが不安定なことがよくあるのだけれど、クロームキャストは動画再生も安定している。
両方とも同じWiFiを使っているので、他の通信速度は遅くなるけれど。

クロームキャストの動画を見る以外の他の機能として、クロームのブラウザや、撮った写真をテレビ画面に写すこともできる。
写真はやってみたけれど、確かに大きな画面で見る写真は迫力はあれど、私の生活内で便利さを発揮することはないだろう。

あと、静止画も何もなくとも、iTunesの音楽をテレビのスピーカーから聞ければ便利なのにと思い、やり方を色々と検索していたがまだアプリが日本対応をしていないようで諸々説明が小難しそうなのでやめた。
しかしやり方がないわけではなさそうで、常々iTunesが入っているPCで音楽の再生が手間と感じているので、これも詳しそうな人に聞いてみるとしよう。

ところで、こういう電子機器は、私はハズレを引きやすい。
初期不良など何万分の1なのかと思うのだが、ハズレを引いてしまう。
それにああいう電子機器の説明書が本当に酷く苦手なので、極めて初歩的な設定ミスや入力ミスなどをしてしまって、上手く起動、作動させることができないことがよくある。
まあ、パスワードが何か思い出せずにログインできない、のような機器の問題ではない段階の問題ということもよくあるが。

しかし今回の接続は真っ当な最小ステップで上手くいった。
アップル製品は「直観的」に操作できるようにできている、とよく言われると思うが、クロームキャストにはそれがあった。
何せ、パッケージに3ステップが書いてあるだけで、取扱説明書すら入っていないのだ。

簡潔、的確。
あとは画面が誘導してくれる。

非常に満足度の高い買い物をした。
huluなども見られるようなので、この後ツタヤ通いも止めるのかもしれない。

と、動画を見続けていたら容易に日が暮れて深夜になってしまった。

書道の道具が出ていたので、諸々の課題を済ませ、俳句もいくつか書にしてみる。
「いつも同じ」じゃつまらない、けれど、いつもの自分が滲み出て、いつもの自分にすり寄っていく。
破壊できないものを扱いながら、破壊できないので拡大を目指す。

しかし、破壊するくらいの気概も、ある段階ではおそらく必要かと思う。
いやしかし、実際には天と地がひっくり返ることはあり得ない。
いやしかしそれでも、天と地がひっくり返るくらいの破壊力を持ち得たいと思ったりもする。

これはほとんど書について言っていないけれど。


と、勢いに任せて記事を書いたが、クロームキャスト、YouTubeなどの動画を家でよく見るという人にはおすすめである。


陽だまりで閉じた瞼に霧時雨