▼ 都内自治体の放射線対策 独自測定 拡大の一途
福島第一原発事故を受け、都内自治体でも独自の放射線量測定を行う動きが広がっているが、23区では2日、港区と江東区、練馬区が、学校の土壌やプールなどで独自測定をすると発表した。葛飾区も同日から独自測定を開始。これまでに板橋、世田谷、渋谷区などが実施する方針を明らかにしている。 (岡村淳司、佐藤大、伊東浩一)
◆港区
港区は九日から土壌、大気 . . . 本文を読む
【日弁連会長声明】
◎ 卒業式の国歌斉唱時の不起立を理由とする元都立高校教諭の
再雇用拒否を合憲とした最高裁判決に対する会長声明話
本年5月30日、最高裁判所第二小法廷は、都立高等学校の教諭が、卒業式における国歌斉唱の際に、国旗に向かって起立し国歌を斉唱することを命ずる旨の校長の職務命令に従わず、起立しなかったところ、不起立行為が職務命令違反等に当たることを理由に同教諭の定年退職後の . . . 本文を読む
【自由法曹団声明】
◎ 「君が代」斉唱時に起立を求める職務命令を合憲と判断した
最高裁第2小法廷2011年5月30日判決に抗議するとともに
都教委に対して「10・23通達」とこれに基づく処分の撤回を求める
1 最高裁判所第2小法廷は、2011年5月30日、公立学校の卒業式で「君が代」斉唱時に教諭を起立斉唱させた「10.23通達」に基づく校長の職務命令は憲法19条に違反しないとし、思想・良心の自由 . . . 本文を読む
≪朝日新聞社説(2011・6・1)≫
◎ 君が代判決―司法の務め尽くしたか
最高裁の裁判官は、多数決で決まる法廷意見とは別に、個別意見を表明することができる。結論に反対する内容ではなくても、最大公約数である法廷意見の足りない点を補い、意のあるところを説くことで、判決をめぐる議論と理解は深まる。
卒業式などの君が代斉唱の際、都立学校の校長が教員に起立斉唱を命じても、思想・良心の自由を保障す . . . 本文を読む
≪毎日新聞社説(2011年5月31日)≫
◎ 君が代起立判決 現場での運用は柔軟に
学校行事の君が代斉唱時に起立を命じた校長の職務命令は、「思想・良心の自由」を保障した憲法19条に違反しないと、最高裁が初めての判断を示した。卒業式の君が代斉唱で起立しなかったことを理由に、定年後の再雇用を拒否された東京都立高校の元教諭が損害賠償などを求め訴えていた裁判だ。
公立学校の教職員に対する君が代斉 . . . 本文を読む
≪北海道新聞社説(2011年6月1日)≫
◎ 君が代起立 懸念が残る最高裁判断
最高裁は、卒業式などの君が代斉唱の際、学校長が起立を命じることは思想、良心の自由を保障する憲法19条に違反するとはいえない-との判決を下した。
校長の起立・斉唱の職務命令は合憲とする初の最高裁判断である。
憲法が「侵してはならない」とする内心の自由は、最大限に保障されるべきである。判決が一定の条件の下で . . . 本文を読む
≪沖縄タイムス社説(2011年6月1日)≫
◎ [君が代起立命令]強制は現場を暗くする
愛国心って何だろう。
2006年に改正された教育基本法は、教育の目標の一つとして「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」ことをうたっている。新学習指導要領にも国旗国歌条項が盛り込まれた。
国を愛する心とはどういう心のことをいうのだろうか。日の丸の前で起立し君が代を斉唱す . . . 本文を読む