◆ 東京「君が代」裁判五次訴訟第13回弁論傍聴のお願い
東京・被処分者の会 近藤 徹 です。一部BCCで配信しますので、重複はご容赦ください。
【10・23通達から21回目の卒業式 粘り強く闘われている東京「君が代」裁判五次訴訟に絶大なご支援を~第13回口頭弁論の傍聴支援を】
東京「君が代」裁判五次訴訟第13回口頭弁論が3月4日(月)に行なわれます。3月初旬から行なわれる都立高校卒業式の真っ最中の弁論となります。
東京都教委が卒入学式で「日の丸・君が代」を強制する10・23通達(2003年)を発出して20年5ヵ月。この通達により、生徒の新しい門出を祝う「最後の授業」とも言うべき卒業式が、「『日の丸・君が代』が主人公」の式にされた。
教職員には「壇上の『国旗(日の丸)』に向かって起立し『国歌(君が代)』を斉唱せよ」という校長の「職務命令」が出され、従わないと懲戒処分を受ける。
「自分の頭で考え、行動するように」と生徒たちに語ってきた教員が「処分」の恫喝に屈することはできない、と起立斉唱・ピアノ伴奏を拒み、処分された教職員は延べ484名に達する。
東京「君が代」裁判一次~四次訴訟を引き継ぎ、五次訴訟を闘っている。
これまで最高裁・高裁・地裁で「(都教委の)裁量権の逸脱・濫用」で停職・減給処分77件、66名の取り消しが確定している(一部勝訴)。
しかし、最高裁は同通達に基づく校長の職務命令は、「(思想・良心の自由に対する)間接的制約」であるものの、「違憲とは言えない」とし、戒告処分を容認した。
だが、私たちはあきらめない。五次訴訟では、最高裁判決の枠組みを突破し、違憲判断と戒告を含む全ての処分の取り消しを実現し、全面勝訴を勝ち取るまで粘り強く闘い抜く。
憲法で保障された思想・良心の自由、教育の自由を守り抜き、東京の学校に憲法を取り戻し、子どもたちの成長と発達を保障する教育の再生を実現するために。
● この日の弁論期日では、今後の審理運営が焦点となります。当方は学者、原告、相手方都教委職員課長などの人証申請を提出し、証人尋問を求める予定です。裁判所及び都教委の対応が注目されます。
● 報道関係者の取材歓迎。取材を希望される人はできたら事前に近藤まで連絡を。
★ 東京「君が代」裁判5次訴訟・第13回口頭弁論
(東京地裁民事36部。卒入学式及び再処分処分取消等請求事件。原告15名)
3月4日(月)10時30分 傍聴希望者集合(裁判所前で案内あり)
11時 開廷 東京地裁631号(定員42名)
終了後、報告集会(場所未定)
<東京地裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:09053278318
被処分者の会HP↓
<http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/>
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