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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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1月22日、▲ 安倍首相は、衆参両院で施政方針演説を行いました。
演説で彼は、これまでのアベノミックス、TPP合意、安保法制強行、を全面的に自画自賛し、これから進めようとする
・「地方創生への挑戦」
・「一億総活躍社会への挑戦」
・「より良い世界への挑戦」
を打ち出し、「継続こそ力。3年間の内政、外交の実績の上に、今後も、ぶれることなく、この道をまっすぐ進んで行きます。」述べています。
つまり、安倍政権は引き続き<新自由主義>に基づく経済政策と、<日米軍事同盟>に基づく軍備増強と外交政策を推し進めると述べているのです。
そして、「日本が、正に世界の中心で輝く一年となります。」とまでも述べています。
昨年1月、私はこれは「八紘一宇の現代版」だと述べました。
彼は、あくまでアメリカと一緒になって世界支配を目指すというのです。
これを読んで、私は、第一次大戦前にドイツのヴィルヘルム2世が、それまでのビスマルクの平和維持政策を捨て「新航路政策」という積極的な世界政策に乗り出したことを思い出さざるを得ませんでした。
それは結局、第一次世界大戦を引き起こす大きな原因になりました。(その結果、ロシアで革命が起こり、ドイツでも革命が起こることになったわけです。)
安倍首相は少し言葉に酔ったようにして演説していました。
ある人は「ヒトラーのようだった」とも言っていました。
これも危険な現れと言えるでしょう。
ところで、演説の冒頭、彼は次のようなことを述べました。
「開国か攘夷か。150年前の日本は、その方針すら決められませんでした。終わらない議論、あいまいな結論、そして責任の回避。滅び行く徳川幕府を見て、小栗上野介は、こう嘆きました。
『一言以て国を滅ぼすべきものありや どうかなろうと云う一言、 これなり 幕府が滅亡したるはこの一言なり。」
国民から負託を受けた私たち国会議員は、『どうにかなる』ではいけません。自分たちの手で『どうにかする』。現実を直視し、解決策を示し、そして実行する。その大きな責任があります。」
しかし歴史では、徳川幕府を滅亡させたのは、「一言」ではなく、すでに徳川幕府は新しい時代に対応できず、かつ「開国」せざるを得なかったから、と考えられています。
安倍首相はTPPを「第二の開国」と言っていますが、演説の冒頭、長く続いた政権の滅亡につながる「開国」を持ってきたということは、あまり良い比喩ではなかったと言えるでしょう。
江戸幕府は「開国」によって経済を混乱させ、明治維新という「革命」を引き起こしたのです。
この間のアベノミックスにより、日本国内の貧富の差は拡大しました。
そして国内の市場は狭隘化しました。
安倍首相の演説は、この道を引き続き進め、軍事力を背景にしてまで市場獲得のために海外に進出しようと述べているのです。
当然、国内では階級対立が、海外では市場争いが、いずれも激化していきます。
しかし安倍首相は、「挑戦」という言葉を21回も使い、その道をしゃにむに突き進むことを宣言したのです。
危険な賭けのようなものです。
昨日(1月23日)、東京で▲ 『市民連合』の「2106年をどう戦い抜くか」というシンポジウムが行われ、会場満員の1300人が参加しました。
これについては報道でも流れていますので、俳人の金子兜太さん(1919年生まれ)の、簡潔な連帯あいさつだけを紹介します。
明治維新が起きる前も、日本社会はどうにもならないような状況で、吉田松陰はそれまでの武士などは頼りにならず、「草莽崛起」(一般大衆が立ち上がれ)と言い、高杉晋作は武士だけの「正兵」に対し、四民(士農工商)を組織した「奇兵隊」を作りました。
現代日本も、ここまで来ました。
一般大衆(勤労人民)の立ち上がりこそ状況を打開する道だと思います。
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都教委包囲首都圏ネットワークでは、今年も2月に卒・入学式に向けて『総決起集会』を開きます。
安保法制化での卒・入学式、「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンが掛け値なしに問われてきています。
ともに、安保法制下の「日の丸・君が代」強制と闘いましょう!
<集会名>『「日の丸・君が代」強制反対!10・23通達撤廃!
2・13総決起集会』
<日 時>2016年2月13日(土)18時開場、18時30分開会
<場 所>セシオン杉並 3階会議室
(地下鉄丸の内線 東高円寺下車8分)
<内 容>
講 演:大内裕和氏(中京大学教授) ”安保法制と教育”
現場報告:・「君が代」被処分者、・高校の現場
・義務制の現場 ・「君が代」裁判の現状
・共謀罪の闘い ・立川テント村 他
集会決議
行動提起
<主 催> 都教委包囲首都圏ネットワーク
<資料代> 500円
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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1月22日、▲ 安倍首相は、衆参両院で施政方針演説を行いました。
演説で彼は、これまでのアベノミックス、TPP合意、安保法制強行、を全面的に自画自賛し、これから進めようとする
・「地方創生への挑戦」
・「一億総活躍社会への挑戦」
・「より良い世界への挑戦」
を打ち出し、「継続こそ力。3年間の内政、外交の実績の上に、今後も、ぶれることなく、この道をまっすぐ進んで行きます。」述べています。
つまり、安倍政権は引き続き<新自由主義>に基づく経済政策と、<日米軍事同盟>に基づく軍備増強と外交政策を推し進めると述べているのです。
そして、「日本が、正に世界の中心で輝く一年となります。」とまでも述べています。
昨年1月、私はこれは「八紘一宇の現代版」だと述べました。
彼は、あくまでアメリカと一緒になって世界支配を目指すというのです。
これを読んで、私は、第一次大戦前にドイツのヴィルヘルム2世が、それまでのビスマルクの平和維持政策を捨て「新航路政策」という積極的な世界政策に乗り出したことを思い出さざるを得ませんでした。
それは結局、第一次世界大戦を引き起こす大きな原因になりました。(その結果、ロシアで革命が起こり、ドイツでも革命が起こることになったわけです。)
安倍首相は少し言葉に酔ったようにして演説していました。
ある人は「ヒトラーのようだった」とも言っていました。
これも危険な現れと言えるでしょう。
ところで、演説の冒頭、彼は次のようなことを述べました。
「開国か攘夷か。150年前の日本は、その方針すら決められませんでした。終わらない議論、あいまいな結論、そして責任の回避。滅び行く徳川幕府を見て、小栗上野介は、こう嘆きました。
『一言以て国を滅ぼすべきものありや どうかなろうと云う一言、 これなり 幕府が滅亡したるはこの一言なり。」
国民から負託を受けた私たち国会議員は、『どうにかなる』ではいけません。自分たちの手で『どうにかする』。現実を直視し、解決策を示し、そして実行する。その大きな責任があります。」
しかし歴史では、徳川幕府を滅亡させたのは、「一言」ではなく、すでに徳川幕府は新しい時代に対応できず、かつ「開国」せざるを得なかったから、と考えられています。
安倍首相はTPPを「第二の開国」と言っていますが、演説の冒頭、長く続いた政権の滅亡につながる「開国」を持ってきたということは、あまり良い比喩ではなかったと言えるでしょう。
江戸幕府は「開国」によって経済を混乱させ、明治維新という「革命」を引き起こしたのです。
この間のアベノミックスにより、日本国内の貧富の差は拡大しました。
そして国内の市場は狭隘化しました。
安倍首相の演説は、この道を引き続き進め、軍事力を背景にしてまで市場獲得のために海外に進出しようと述べているのです。
当然、国内では階級対立が、海外では市場争いが、いずれも激化していきます。
しかし安倍首相は、「挑戦」という言葉を21回も使い、その道をしゃにむに突き進むことを宣言したのです。
危険な賭けのようなものです。
昨日(1月23日)、東京で▲ 『市民連合』の「2106年をどう戦い抜くか」というシンポジウムが行われ、会場満員の1300人が参加しました。
これについては報道でも流れていますので、俳人の金子兜太さん(1919年生まれ)の、簡潔な連帯あいさつだけを紹介します。
「プラカード(「アベ政治を許さない」を揮毫されました)はこに、現在私たちが置かれている状況がよく言い表されていると思います。
私の存在証明のようなものだ。
こんなに野党が痛ましい状態に耐えられない。
なすすべがないことに歯がゆくて仕方がない。
本日は<頑張って下さい>と言うために出てきたようなもので、
そのことを言えば後は何も言うことはない。」
明治維新が起きる前も、日本社会はどうにもならないような状況で、吉田松陰はそれまでの武士などは頼りにならず、「草莽崛起」(一般大衆が立ち上がれ)と言い、高杉晋作は武士だけの「正兵」に対し、四民(士農工商)を組織した「奇兵隊」を作りました。
現代日本も、ここまで来ました。
一般大衆(勤労人民)の立ち上がりこそ状況を打開する道だと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
都教委包囲首都圏ネットワークでは、今年も2月に卒・入学式に向けて『総決起集会』を開きます。
安保法制化での卒・入学式、「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンが掛け値なしに問われてきています。
ともに、安保法制下の「日の丸・君が代」強制と闘いましょう!
<集会名>『「日の丸・君が代」強制反対!10・23通達撤廃!
2・13総決起集会』
<日 時>2016年2月13日(土)18時開場、18時30分開会
<場 所>セシオン杉並 3階会議室
(地下鉄丸の内線 東高円寺下車8分)
<内 容>
講 演:大内裕和氏(中京大学教授) ”安保法制と教育”
現場報告:・「君が代」被処分者、・高校の現場
・義務制の現場 ・「君が代」裁判の現状
・共謀罪の闘い ・立川テント村 他
集会決議
行動提起
<主 催> 都教委包囲首都圏ネットワーク
<資料代> 500円
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
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