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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

7・29都教委包囲デモへ(1)

2005年06月21日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>
「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。

 「都教委包囲首都圏ネットワーク」が結成(昨年5月)されてから1年以上が経ちました。この間私たちは、闘っている人々を孤立化させず、都教委を包囲するため、
 ・「8・30都教委包囲デモ」、
 ・「2・6総決起集会」、
 ・「卒・入学式でのビラ入れ」、
などの取り組みをしてきました。そして、私たちは、「都教委と闘うネットワーク」として知られるようになりました。

 しかし、都教委はさらに反動化しています。
 今年の卒業式では、「内心の自由」を教員が授業やHRで言うことさえ処分の対象となる事態が起きています。
 7月21日には、卒・入学式での被処分者を対象に「再発防止研修」が行われます。
 「予防訴訟」の裁判では、彼らは公然と「国家は教育内容に関与できる」と述べるまでになっています。
 「つくる会」教科書が採択されれば、それを教えない教員は「不適格教員」として、教壇を追われることになるでしょう。
 このまま行けば、5年後、10年後には再び「軍国少年」が育成されることになるでしょう。

 石原都知事は、浜渦問題で打撃を受けましたが、横山教育長は副知事に昇格しました。
 石原の意を汲み、「師範塾」などを立ち上げつつある杉並の山田区長は、「杉並から日本を変える」などと言っています。その杉並は今、教科書採択の焦点となっています。
 東京における闘いは今、日本社会が今後どのように進んでいくかの大きな試金石になりつつあります。

 今こそ、多くの人々が立場や意見の違いを乗り越え団結し、こうした動きを食い止めなければなりません。「小異を残し、大同につく」ことが求められています。つまらないセクト主義は排すべきです。(多くの人々がそれを望んでいます。)

 私たちは、すでにお知らせしているように、「減給処分は不当」との判決を勝ち取った北九州のココロ裁判原告を迎えて、『7・29都教委包囲デモ』を計画しています。
 デモは石原都知事の執務室の真下も通ります。
 私たちは、都政や都教委に不満・疑問・怒りを持つ多くの市民・知識人・学生・労働者などにこのデモへの大量参加を呼びかけます。都庁で働く人々にも積極的な参加を呼びかけます。

7月29日(金)都教委包囲デモ
  ・15時30分~、新宿西口・柏木公園集合
  ・16時~、都庁へ向けてデモ
  ・18時~、千駄ヶ谷区民会館にて講演集会

 主権者は私たちです。
 ムシロ旗、のぼり旗、横断幕、ゼッケン、ウチワ、プラカードなどで、都庁に押し寄せ、主権者の大きな声を都庁に届けましょう。
 きっと都庁内部からも連帯の声が上がるでしょう。
 また、全国からも。

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